──「牛皿一丁」のアルバイト体験はいかがでしたか？

すっごく楽しかったです！ 私は4年前に京都から東京に来て、1年目はまだレッスンもあまりなかったので、飲食店でアルバイトをしてたんですよ。なので3年半ぶりくらいかな？ あの頃は上京したばかりで右も左もわからなかったので、今改めてアルバイトを体験してみて、新鮮な気持ちでした。

──今日は定食を運んだり、テーブルをきれいにしたり、お会計をしたりという接客業務でしたが、何が一番大変でしたか？

こぼさないように運ぶのが一番ドキドキしました。お客さんにあおさ汁かけちゃったらいけないから（笑）。

──もうちょっとテンパったりするのかなと思ってたんですけど、お客さんにメニューの説明をしたり、ずいぶん堂に入った接客ぶりでしたね。

ありがとうございます。しっかりと店長さんに訓練してもらったので（笑）。私も「重ね牛皿御膳三種盛り」を食べさせてもらったんですけど、牛皿、別選、別格、どれも全部味が違っていて。でもスタッフさんに聞いたところ、どれもベースは同じ吉野家さん独自の味付けで、お肉によって少しずつ変えているそうなんですよ。

──なるほど。自分で味わったからこそあんなに詳しく説明できてたんですね。

はい。今はこの西新宿8丁目店じゃないと食べられない味なので、早く全国展開されてほしいです。（吉野家スタッフに視線を合わせて）出してほしいです！ うふふふふ（笑）。

──お店には当日告知にもかかわらずChu-Zファンの方が駆けつけてきていて。アルバイト開始直後こそ少し緊張した様子も見えましたけど、ファンのおかげで緊張がほぐれたところもあったのかなと。

そうですね。ファンの方への接客で慣れてきて、そのあと一般のお客さんが来ても堂々と接客することができました。だいぶコツがつかめてきたところで時間が来たので「早っ！」と思いました（笑）。10分くらいしか経ってないような気持ちだったので「もう1時間!?」って。

──今回のアルバイト体験を通して、今のアイドルとしての活動にも生かせるようなところはありましたか？

笑顔が広がっていくのが一番大事なことだなって改めて思いました。自分が何かをすることで相手が笑顔になるのが一番やと思うんです。それはどんな場所でも、どんなお仕事でも一緒なんだなあって。

──ちなみにこの制服はいかがですか？ すごく板に付いてますけど。

すごく気に入ってます！ でもメンバーとかスタッフが「Chu-Zの衣装よりも似合ってるよ」とか言い出して（笑）。次からこの制服でライブに出ます（笑）。

──チラシ配りのときは着物姿でしたけど、こちらも様になってましたね。

あの姿だと、自分が少し強くなれたような気がします。私は京都出身なので着物にはなじみがあるんですけど、着物だと姿勢や身だしなみも意識して、身が引き締まるんですよね。

──では最後に、「牛皿一丁」の店員としてアピールをお願いします。

今日私がオススメした三種盛りのほかに「麦とろ牛皿御膳」というのがありまして、ヘルシーだしバランスもよくて、夏バテにも効きます。これからの季節にぴったりだし、やっぱりお肉を食べないとパワーは出ないので、皆さんも「牛皿一丁」でパワーを付けてお仕事がんばってください！