5人体制のワンマンはこれが最初で最後

──5人になっても対バンライブは相変わらず熱いし安定感があるなって思いました。

LUNA　プロデューサーのYOHEYさんからも「対バンに出るならごっそりいけよ」って言われてまして（笑）。「たとえ出演時間が15分でも何か残せ」って。それと5人になってからセトリとMCを6人のとき以上に話し合って、こだわりをすごく持つようになりました。たまに口喧嘩になるくらい詰めて、どこに出てもほかのグループに負けない気持ちでいこうって。

ミク　どこにも負ける気がしません。それくらいのパフォーマンスを目指してます。

──そして結成以来初となる新メンバーのオーディションが始まりました。JOYSOUNDとのコラボで「うたスキ」を使っての動画オーディションですが、どんな人に来てもらいたいですか？

KANA　一番は私たちと一緒に武道館に行きたいっていう気持ちだったり、中途半端じゃない人。歌とダンスが好きで、武道館に行きたくて、Chu-Zが好きで熱いパッションにあふれている人が来てくれるとうれしいですね。

──やっぱり即戦力が好ましいですか？

LUNA　歌やダンスがうまいに越したことはないですけどね（笑）。

麻衣愛　なんか部活動の延長でアイドルをやってるような人もいると思うんですけど、Chu-Zは“職人”みたいな集団なので（笑）。それくらいの気持ちを持ってきてくれるのであれば私たちも受け入れたいと思います。

──7月3日の赤坂BLITZでのワンマンライブで新メンバーが決まります。その日の1部にファイナリストを集めてオーディションをして、2部で新メンバーが決定します。ファンもメンバーも審査員として参加できるんですね。

麻衣愛　人数は決まっていないみたいなので、1人かもしれないし、いい子がいたらもっと大人数かもしれません。いなければこのまま5人で続くというのもなきにしもあらずです。

──この日のワンマンが5人体制で挑む最初の難関になりますね。

KANA　ワンマンに向けてパフォーマンス面の強化を図ってる最中で、5人体制で初となる新曲「みゃお」の振りももっと表現できるようダンスレッスンしてます。今までで一番踊る楽曲なので、この曲で「5人のChu-Z、すごいな！」って言ってもらえるようにしていきたい。

──プレッシャーは感じてます？

KAEDE　いや、もう埋めてやるって思いだけです。

麻衣愛　5人体制のワンマンはこれが最初で最後になるかもしれないので、絶対に見届けてほしいです。

過去最高のライブにします

──10月から5大都市ツアーが始まります。

ミク　この規模感でのツアーは初めてです。そしてツアーファイナルがTSUTAYA O-EASTに決定しました。

KAEDE　今まで東名阪はツアーやイベントで行くことはあったけど、仙台とか福岡はまだそれほど足を運んだことがないので、新しいChu-Zファンを増やしたいです。

麻衣愛　どんどん攻めていくしかないんですよ。私は年齢的にももう立ち止まっていられないので（笑）。

──2016年のChu-Zは畳みかけていきますね。最後に赤坂BLITZに向けて意気込みをもらえますか。

ミク　やっぱりファンの皆さんには進化していく私たちをずっと見続けてほしいです。そして成長した5人の姿を赤坂BLITZに観に来てほしい。

KAEDE　常に進化し続けたいというのは個人的にもあって、常に今が一番と思ってやってます。不安もありますけど進むしかないので。ライブって、その日そのときにしか味わえないと思うので、ワンマン当日は全力の私たちを見せたいと思います。ラップももっとオリジナルスタイルを追求して、ぶちかましていきます！

KANA　今年の7月で結成4年目になるんです。やっとここまで来れたので絶対に成功させたい。ここを成功させないと武道館も夢のまた夢だと思うので。あと2カ月でできることをすべてやっていきたいと思います。

LUNA　YOHEYさんと私たちしかいない中で始まったChu-Zですけど、勢いがあった時期や停滞期を経てちょっと前まで守りに入ってしまっていたんですよ。でも今回の赤坂BLITZが決まってから、これを機にもう一度攻めの姿勢でいこうと決めました。ナメててもいいので、まず観に来てほしいです。

麻衣愛　赤坂BLITZのライブは大きな会場なので、私もいい景色を見たいし皆さんにも見てもらいたい。あーちゃんを応援していた人にも6人のChu-Zが好きだった人にももちろん観に来てほしい。私たちいろんなライブをしてきましたけど、ワンマンライブがやっぱり思い出に残っていて。皆さんのいい思い出に残るような過去最高のライブにするので、絶対に観に来てください。