10月8日（水）プロモーションDAY

10月7日にニューヨーク入りしたチキパ。この日は実質ニューヨークでの稼働1日目ということで、朝から現地メディアの取材が行われた。地元の新聞社や日本文化を伝えるメディアに対し、メンバーはグループの魅力を存分に語る。特に現地メディアが注目したのが“和”をモチーフとした刺繍が施された着物風の衣装。背中には色鮮やかな浮世絵風の刺繍が各メンバーのイメージにあわせてデザインされており、現地メディアはその意味を彼女たちに問い掛けていた。

取材から取材へとニューヨークの街を横断するチキパ。衣装のままストリートを歩く彼女たちは、街行く人から声をかけられコミュニケーションを楽しんだ。そして4日後にライブを行うブロードウェイに到着し、日本のメディア向けの告知用カットの撮影を行うことに。撮影後、彼女たちを遠巻きに見ていたニューヨーカーから声をかけられると、メンバーは「We are Cheeky Parade!」とアピール。「CBGB」に向けて徐々にテンションを上げていった。

この日は19:00頃まで取材を行い、その後のミーティングでは翌日の予定を入念にチェックして解散となった。

10月9日（木）写真集撮影

2日目は写真集用のカット撮影日ということで、この日も早朝からメンバーはフル稼働。最初の撮影現場にはラルフ・ローレンの娘のディラン・ローレンが経営するキャンディショップ「DYLAN'S CANDY BAR」が選ばれた。甘い香りに包まれながらメンバーはキュートな一面を見せつつポーズをとる。

その後、何カ所かニューヨークの街を巡ったあとは、ブルックリン橋のたもとの波止場でステージ衣装に着替えてメインカットの撮影を行う。ニューヨークの街並みが対岸に広がる絶景ポイントでの撮影に、メンバーのテンションも上がりっぱなし。強風と寒さに悩まされたものの、泣き言を言わずに長時間の屋外撮影に耐えたメンバーは、休む間もなく最後のスタジオ撮影に挑み元気な姿を見せつけた。

10月10日（金）NEW YORK COMIC CON Live

3日目は早朝から前日の写真集撮影の続きを行い、その後「NEW YORK COMIC CON Live」に参加するため会場となるJavits Centerに移動する。会場では多数のコスプレイヤーや来場者に囲まれ記念撮影を求められるチキパ。そして現地メディアからの取材も多数受けてグループの魅力を猛アピールしていた。

その後メンバーは会場内のイベントスペースにて行われるパネルディスカッションに出演。来場者に向けてメンバーはチキパのコンセプトやこれまでやってきた活動を説明し、質疑応答にも答えて約40分のトークセッションを終えた。

ここで会場にプロレスラーのハルク・ホーガンが来場していることが知らされ、ここぞとばかりにホーガンと記念撮影を行うメンバーたち。貴重な経験をしたあとは、ツアーでニューヨークに来ているファンとの交流会に参加するため会場をあとにした。ファンとの交流会ではそれぞれのテーブルにメンバーが移動し、ファンと束の間の楽しいひとときを過ごす。メンバーへのリクエストコーナーでは山本真凜がソロで熱唱するといったレアな姿を見せ、最後は全員で記念撮影をしてこの日を終えた。

10月11日（土）オフ日

この日は午前中にファンとの交流会が行われた。メンバーは日本から持参した特製のどらやきをファンに配り、ハイタッチ会を行ってファンと笑顔を交わす。

その後、メンバーは夕方までの数時間オフになり、各々ミュージカルを観たりショッピングをしたりしてニューヨークの街を満喫。そして夕方以降は関根、島崎、溝呂木、永井、小鷹狩と渡辺、鈴木姉妹、山本の2つのグループに分かれて別々のイベントに参加する。関根チームは「CBGB」の前夜祭的なパーティに参加し、展示された過去のライブ参加者の写真を見ながら「CBGB」のすごさを改めて実感していた。渡辺チームは“ロックンロールの女王”ことジョーン・ジェットの熱狂的なライブを楽しみ、終演後には彼女と挨拶を交わす場面も。両チームともに翌日に控えた「CBGB」に向けて気合いを入れ直す貴重な経験となった。