「すごいね……彩ちゃん……」
──皆さん日常的に音楽を楽しんでいるんですね。ほかのメンバーも音楽好きなんですか?
真山 みんな音楽は好きなんですけど、好みのジャンルが全然違うんですよ。
星名 カラオケに行くと何を歌ったらいいのか迷うよね。エビ中メンバーで行くカラオケが一番緊張する。
安本 この前、ひなたとカラオケに2人で行って、自分が歌いたい曲がひなたの知らない曲だったの。石崎ひゅーいさんの「花瓶の花」なんですけど、アコースティックバージョンを選んだらオケがギターの3コードくらいをずっと繰り返している曲で。けっこう気持ちの入る曲だから私も感情を込めて歌っちゃったんです。そしたらなんかすごい空気になっちゃって……(笑)。
真山 それはね、すごく柏木に同情します。
安本 ひなた、「すごいね……彩ちゃん……」みたいな感じだった。
星名 そういうのは「ヒトカラ」で歌いなさいよ(笑)。
安本 歌いたかったから、すごい気持ち入れちゃったんだよね……。
真山 まあ、でもみんなきっとあるよね、みんなが知らないけど歌いたくなる曲。
安本 あのときのカラオケは本当に気まずかったな……(笑)。
真山 私だったら完全にスルーするなあ。
星名 私も。無視してそのまま次の曲選んじゃう(笑)。
──「CDレコ」でカラオケで歌いたい曲のプレイリストを作って共有すれば……。
安本 いいですね! 今度からはそうしようかな(笑)。
手作り感のあるものは宝物になる
──今回は「CDレコ」で選んだ曲をCD-Rに焼いて、盤面にイラストを描いてオリジナルCDを作りました。やってみてどうでしたか?
真山 やっぱりデータだけじゃなくて、モノがあるってうれしいなと思いましたね。ファンの子が作ったフォトアルバムをプレゼントしてもらったりもするんですけど、そういう手作り感のあるものって宝物になるんですよね。
──「CDレコ」で作ったオリジナルCDを誰に聴かせたいですか?
星名 親に聴かせたいですね。自分の好きな曲を気に入ってくれたらうれしいし、親が作ったオリジナルCDも聴かせてもらいたい。音楽を介して新しい話題が生まれたらいいなって。親の若いときの話を聞くのが好きなので、そういうきっかけ作りになりそうだなと思いました。
安本 私は今年20歳になって1月に成人式を迎えるんですけど、これくらいの歳になると同窓会もあるじゃないですか。学生時代に聴いていた曲を集めてそれをそこで流したらすごく盛り上がりそう。
真山 私はおばあちゃんにCDを作って聴かせてあげたいです。おばあちゃんはスマホを持っていないけど、CDプレイヤーならきっとギリギリ操作できると思うので。でも今の世代の曲とかはあまり聴かなさそうだし、一緒にカラオケに行ったときにおばあちゃんが歌っていた演歌を集めたプレイリストをCDに焼いてあげようかな。あんまり会う機会がないからこそ、おばあちゃんが好きなものを形にしてあげたいですね。
来年は10周年にふさわしい年に
──最後に、2018年はエビ中にとってどんな年でしたか?
安本 あっという間だった。
星名 毎年そう言ってるけどね。
真山 うん。でも日本武道館から始まって、今年はめっちゃライブしたよね。春ツアーが過去最多の公演数だったし、夏フェスにもたくさん出させてもらって、秋ツアーもあって……本当にたくさんステージに立たせてもらったなって。私は出てないけど、彩ちゃんとか柏木とか小林は舞台もあったし。
星名 エビ中ファミリーと会う機会が本当に多かった。夏なんて毎週のように会ってたよね?
真山 うんうん。本当に。
──絆が深まった1年だったんですね。来年はエビ中としては結成10周年というメモリアルイヤーですが、どんな年になりそうですか?
安本 今までやってこなかったことができそうな感じです。いろいろ計画しているので、ファンの方は驚いてくれるんじゃないかなと思います。
星名 恒例行事となっているものプラスアルファでいろいろ準備しています。
真山 来年は10周年にふさわしい年にしていきたいと思ってますし、心をこめて準備中なので楽しみに待っていてください。