「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブツアー2024」キャスト座談会 (2/2)

女王ゆえの常識が常識じゃないところを意識してます(村上)

──私は10年ほどスーパー戦隊を観ていますが、「キングオージャー」はこんなに毎週SNSが盛り上がった戦隊はないなという印象です。戦隊のファンだけでなく、ゲームやファンタジーが好きな方など新しい層の視聴者も増えたような気がします。皆さんの中でSNSを通して印象に残っている反応や、周りの方々からの反応などありましたか?

村上 「レッサーパンダ」でしょ!

──ギラが「俺様が邪悪の王!」と言って両手を挙げるポーズが、レッサーパンダの威嚇みたいでかわいいということで「レッサーパンダ」がトレンド入りしてましたね(笑)。

酒井 遠い昔です!(笑)

村上 遠い昔じゃないよ!

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、酒井大成演じるギラ・ハスティー。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、酒井大成演じるギラ・ハスティー。

佳久 でもGロッソでも「レッサーパンダやってから1年経ちました!」って言ってたじゃない。

酒井 ギラはレッサーパンダに関しての反応がめっちゃ多いですね。

──1部のラストでみんながジャンケンをするシーンの前にもレッサーパンダポーズをやっているように見えたのですが……。

平川 あー! あれはクワゴンのポーズなんですよ!

佳久 クワゴンに見えてないならちゃんとやらないとダメだね! やろう!

矢野 ちゃんとやんなくていいよ!(笑)

佳久 でも「キングオージャー」が毎回トレンドの1位になったりとか、あとはラクレスとか個人の名前がトレンドにバンバン載ったりするのは、歴代作品はどうだったのかあまり知らないですけど我ながらすごいのかなあって思ったりしました。

──Gロッソの「素顔の戦士公演」も見させていただきましたが、トークでも王様の部分を残したまま話すところにキングオージャーらしさを感じました。皆さんがキャラクターになりきるために大切なことってありますか?

佳久 僕は声を低くすることですかね。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、佳久創演じるカグラギ・ディボウスキ。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、佳久創演じるカグラギ・ディボウスキ。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、渡辺碧斗演じるヤンマ・ガスト。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、渡辺碧斗演じるヤンマ・ガスト。

渡辺 ベースのテンションを爆上げにすることっすね。事前にヤンマのテンションにしとく。

──渡辺さんは普段そんなにテンション爆上げなタイプではないんですか?

渡辺 爆上げじゃないっす!

一同 ほんとかー!?

池田 僕はなんだろうな? 語り部なので声を「聞かせる」ように、ちょっと響くように意識してます。

佳久 あと、殺人スマイルね(笑)。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、池田匡志演じるジェラミー・ブラシエリの“殺人スマイル”。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、池田匡志演じるジェラミー・ブラシエリの“殺人スマイル”。

──あの素敵な笑顔にはそんな怖い通称があるんですか(笑)。

池田 そう、殺人スマイル!(笑) 笑顔は常に意識してますね。

一同 (爆笑)

──シアターGロッソキングオージャーショー第4弾の千秋楽公演の配信も拝見しました。ジェラミーが最初の王鎧武装の前にニコッ!と笑うのは、ステージが楽しくて笑ってしまったのではなく、意図的な……。

池田 殺人スマイルですね!

──やっぱりそうなんですね!(笑)

矢野 僕はやっぱりここ(額)に2本線がピシュッと入るとスイッチが入りますね。

──衣装やメイクから入る感じなんですね。

平川 スイッチというと私もブーツ。ヒールを履いたら気持ちが作れるのと、なりきるために声を低くして響かせる感じで……あと目を殺す。

──目を殺す、ですか?

平川 はい。目の周りの筋肉を全部ゆるませるんです。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、平川結月演じるリタ・カニスカ(左)と、もっふん。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、平川結月演じるリタ・カニスカ(左)と、もっふん。

──リタはやはり目元が大事ですもんね。酒井さん、村上さんはどうですか?

酒井 僕は声を高くしたり、あとはセリフを一言一句丁寧に言ったりしてます。

村上 私はドレスを着たりヒールを履いたり外見を作ることもそうだし、あとはヒメノの芯の強さとか、女王ゆえの常識が常識じゃないところを意識してます。高野先生に、一度「Gロッソでメンバーに言ってほしいセリフはありますか?」と、みんなでグループLINEを通じて聞いたことがあるんですが、「ヒメノには予想できないようなことを言ってほしい」みたいなことを言われたので、ちょっと発言が斜め上から来るようにしてました。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、村上愛花演じるヒメノ・ラン。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より、村上愛花演じるヒメノ・ラン。

──高野先生の中ではヒメノは奇想天外なイメージがあるんですね。

村上 そうですね。「成り立ってない」みたいな(笑)。

本編終了後からの延長線上のストーリーを楽しんでほしい(酒井)

──1年の撮影を通して、ご自身が変わったところ、成長したなと思うところがあればお聞かせください。

酒井 僕は現場経験も少なかったので、この1年で特撮ならではの撮影を経験したり、いろんなイベントで多くの人と接する機会がありました。真ん中っていうポジションを演らせてもらってるんですけど、キャストの方々やいろんな方の支えがあったからやってこれたんだなと思います。

──ギラという役に出会って日々の生活などでもマインドが変わったところはありますか? ギラから教えてもらったなということなどあれば教えてください。

酒井 ギラからですか? なんだろうな……。

矢野 僕らは「キングオージャー」に入る前も同じ現場だったんですけど、なんか(酒井が)素直になった気がしますね。

酒井 うーん!(笑)

矢野 もっとなんかねえ、かっこ付けだったんですよ。

一同 ああー(笑)。

矢野 年齢特有のものだったのかもしれませんけど、たぶん24(歳)くらいだったから。今のほうがもっとなんか、素直だなって感じですね。

佳久 かわいいですよね。

平川 それはまさにギラから教えてもらったことなんじゃない?

酒井 そうですね。影響されてるかもしれないですね。

村上 あとはイベントのトークとかも最初よりすごく慣れたよね。最初の「サマステ(テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION)」とか思い出すと全然さあ……。ギラだけじゃなく私たちみんなもそうだけど。

佳久 確かに。

平川 物怖じしなくなった!

村上 そうそう! 緊張しなくなったりとかも。

酒井 自信がついたのかも。

矢野 僕はめちゃくちゃ緊張してます……。

村上 嘘だあ! 今日もジェラミーのキャラソンのとき、ジェラミーの後ろからバーンと登場して盛り上げてたじゃないですか!

池田 そうそう! バーン!ってやってたじゃないですか!

矢野 いやいやいや(笑)。

村上 そういうトークや歌がある2部も配信に入るので、ぜひ観てほしいですね。

──では、テレビシリーズは観ていたけどショーは観たことがないというファンの方に、今回配信を観てほしいと思うんですが、今回の「ファイナルライブツアー」ならではの見どころを教えてください。

佳久 いやー、見どころだらけですよね。今まで「この関係ってどうなったの?」っていうのをちゃんと1人ずつ決着つけていってくれてるんで、そこは本編を観てる人には絶対注目してほしいところですね。

村上 そう。本当に本編の続き。みんなが見たかったあそこがある!っていうのがあるから。

矢野 7人同時変身とか、さっきも(村上が)言ってたけど、キングクワガタオージャーとキングオオクワガタオージャーが同時に2体出てくるとかね。

平川 あとは、ギラとラクレスの兄弟喧嘩!

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より。

「王様戦隊キングオージャー ファイナルライブ」より。

──やっと日常会話も兄弟喧嘩もできるようになったんだなって感慨深かったですよね。

平川 はい。ギラとラクレスはちゃんとしゃべっているシーンが本編ではあまりなかったので。

──では最後に改めて「ファイナルライブツアー」の配信を観ようと思っている方へメッセージをお願いします。

酒井 はい。さっきも話題になりましたが、本編終了後からの延長線上のストーリーになっているので、ぜひ思う存分楽しんでいただければと思います。そして1年間応援ありがとうございました!

佳久 本編観てない人はより本編を観たくなっちゃうかもしれないですね。

──今回の配信を観たうえでまた本編を2周目、3周目としてもらうのも乙かもしれませんね。

平川 初めて観る方だとしたら、王様のかっこよさとか、ヒーローの強さみたいなものをやっぱり観てほしいな。

村上 「これが欲しかった!」っていうのが入ってるから、配信を買わないとキングオージャーの続きが観れない!って感じがします。

佳久 キングオージャーを愛してくれている人にこそ、より観てほしいなって思いますね。

王様フォトギャラリー

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プロフィール

酒井大成(サカイタイセイ)

1998年4月1日生まれ、福岡県出身。レプロエンタテインメント創立30周年記念「主役オーディション」にて合格し、2022年5月より同事務所に所属。2023年1月、「親友は悪女」で初のドラマ出演を果たす。同年3月5日に放送開始の「王様戦隊キングオージャー」にてギラ・ハスティ / クワガタオージャー役で初主演となる。

渡辺碧斗(ワタナベアオト)

1998年1月19日生まれ、東京都出身。2015年、第2回CONOMi制服アワードにてグランプリを受賞し、芸能界入り。「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」では鳳長太郎役を3年間演じた。そのほかの出演作に映画「HiGH&LOW THE WORST X」「やがて海へと届く」、舞台「脳内ポイズンベリー」など。

村上愛花(ムラカミエリカ)

2000年8月13日生まれ、福島県出身。ViVi専属モデルオーディション2018でグランプリを受賞し、2019年よりモデルとして活動。CMにも多く出演する。2021年、ドラマ「ブラックシンデレラ」で女優デビューした。

平川結月(ヒラカワユヅキ)

2001年10月27日生まれ、熊本県出身。2018年開催の「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」にてボーカル・ダンス部門のグランプリを獲得し、芸能界入り。2021年「お茶にごす。」でドラマデビュー後、「プロミス・シンデレラ」などにも出演した。2024年5月2日には1st写真集「ゆづき。」が発売される。

佳久創(カクソウ)

1990年10月28日生まれ、愛知県出身。社会人ラグビーチーム・トヨタ自動車ヴェルブリッツに2年間在籍したのち、2015年に俳優に転向。2019年にはドラマ「ノーサイド・ゲーム」にて初のレギュラー出演。2022年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、2023年にはNetflixドラマ「サンクチュアリ -聖域-」に出演した。2024年には映画「八犬伝」の公開を控える。

池田匡志(イケダマサシ)

1999年12月13日生まれ、徳島県出身。2021年にドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で俳優デビュー。そのほかの出演作に「絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男」シーズン2、「もしも、イケメンだけの高校があったら」「アカイリンゴ」など。2024年4月からはドラマ「買われた男」に出演している。

矢野聖人(ヤノマサト)

1991年12月16日生まれ、東京都出身。2010年、ホリプロ50周年事業である「身毒丸」オーディションでグランプリを受賞し、同年テレビドラマ「GOLD」で俳優デビュー。主な出演作にドラマ「リーガル・ハイ」シリーズ、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」シリーズなど。2024年には13年ぶり2冊目となる写真集を発売した。