復讐、恋愛、個性的なキャラクター…竹内涼真×新木優子×平手友梨奈が「六本木クラス」の魅力を語る

韓国ドラマ「梨泰院クラス」の“ジャパン・オリジナル版”「六本木クラス」が、テレビ朝日系で放送中。日韓共同プロジェクトである本作は、絶望の淵に立たされた青年が金と権力を振りかざす巨大企業に対して仲間とともに立ち向かっていく物語だ。

映画ナタリーでは主人公・宮部新を演じる竹内涼真、2人のヒロインに扮する新木優子と平手友梨奈にインタビュー。自身の役や敵役・香川照之の印象、そして動画配信サービス・TELASA(テラサ)で独占配信中のコンテンツ「ウラ六本木クラス」などについて聞いた。

取材・文 / 前田かおり撮影 / 小原泰広

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「六本木クラス」「ウラ六本木クラス」はTELASA(テラサ)で配信中!

「六本木クラス」は毎週放送終了後からTELASA(テラサ)で見放題配信。メイキング映像やNG集、キャストの本音トークが満載の「ウラ六本木クラス」、そして本編第1話のディレクターズカット版はTELASA(テラサ)のみで配信される。

六本木クラス 視聴はこちらから!

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新はすごく力強い人間(竹内)

──大ヒットしたドラマ「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版ということで、出演が決まったときには周囲からの反響も大きかったのではないですか?

竹内涼真 そうですね。俳優仲間から連絡をもらったり、仕事場で「楽しみだね」って声を掛けていただいたり。2年前に「梨泰院クラス」が話題になったとき、本当にたくさんの方が観ていたと思うんです。なので、その作品のリメイクを日本でやるというのは、挑戦であり面白いプロジェクトですよね。そういった意味でも注目していただけてるんじゃないかな。

竹内涼真

竹内涼真

新木優子 私も「楽しみにしてるよ」って声をたくさんいただきました。それで韓国版の人気を改めて実感しましたし、日本版を観た方たちの反応が楽しみです。

平手友梨奈 私の周りでは、タイトルを聞いたことがあっても「梨泰院クラス」を観たことはないという人がわりと多くて。

竹内 そうそう、意外とストーリーは知らなかったって方がけっこういるみたいで。

平手 なので、純粋に「六本木クラス」を楽しんでいただけたらいいなと思っています。

──今回演じられるキャラクターについて、自分と似ていると感じる部分はありますか?

竹内 僕が演じている宮部新という人間は、自分の中の正義みたいなものにすごく敏感だと思っていて。それは幼少期の育ち方やこれまで置かれていた環境から来ていると思うんですけど、新は信念や正義に反することが起きたとき、自分に嘘をつかず、必ず立ち向かって、乗り越えようとするんです。僕もあまり嘘がつけない人間なので(笑)、自分とあまり似ているとは思いませんが、その点はよく理解できます。

竹内涼真演じる宮部新。

竹内涼真演じる宮部新。

──新はすごくかっこいい男性ですね。

竹内 僕の中では新は意外と貪欲で、いい意味でずうずうしくて、実は人たらしだと思っているんです。アプローチの仕方は不器用だけど、彼はいろんな方法で仲間を増やしてゴールまで這い上がっていく。だから僕は、新を「かっこいい」というよりはすごく力強い人間だと感じています。

優香の生き方に憧れる(新木)

──新木さんはヒロインの1人である楠木優香を演じられていますが、ご自分と似ていると感じるところはありますか。

新木 この作品に出てくるキャラクターは自分をちゃんと貫ける人が多くて。優香もその1人で、自分の人生をどう生きたいかという意志がはっきりしているし、人の目を気にしない。自分のやりたいことや「こうなりたくない」というところを絶対に曲げないという信念があります。優香はいろんな角度の強さを持った人だと思うんです。そういう生き方には憧れますね。

新木優子

新木優子

──ところで本作のキャラクターはヘアスタイルやファッションが独特ですよね。例えば、今日、竹内さんや平手さんが着ているジャケットなど、役作りにおいて大きなポイントになっていますか?

竹内 スタイリストさんが思うイメージとスタッフさんが思うイメージ、僕が思うイメージ、それぞれのバランスのいいところを相談しながら細部までこだわっています。そこがビシッと決まることで自然と役に入っていける感覚はありますね。僕もそうですが、新木さんと平手さんの衣装もすごくかわいくて、ドラマの見どころの1つになっていますね。

新木優子演じる楠木優香。

新木優子演じる楠木優香。