やっぱりストリートの道を極めていきたい（カヅキ）

──皆さんがストリート系になった経緯を教えてください。ストリート系とアカデミー系の違いをどうお考えですか？

アレク　アカデミー系の甘っちょろいやつと、ストリートは全然違え！ お前らには理解できねえ、男の生き様があるんだよ。

タイガ　オレは先輩に憧れてストリート系に……ちょっ、本人が目の前にいるのに言えるかよっ。

カヅキ　いーじゃんいーじゃん！

──どんなところに憧れているんですか？ そもそも、カヅキさんとタイガさんの出会いは？

タイガ　出会いは、オレがオバレのライブに行って……いや、これは絶対言わねえ。

カヅキ　えー、教えてくれよ。

タイガ　絶対嫌っす！

──聞きたいところですが……（笑）。では皆さんにとって、ストリートとは？

カヅキ　ストリート系もアカデミー系も、一生懸命やってるのは変わらないんで、そこに違いはないと思います。けど、タイガみたいに俺がきっかけでストリートに来てくれるやつや、アレクみたいにストリートに誇りを持って戦ってるやつを見ると、やっぱこの道を極めていきたいなって感じますね！

アレク　チッ、ぬるいことばかり言いやがって。

タイガ　カヅキさんっ！……ごほん、ま、そんな感じ……。

今度こそステージ上でぶっ潰してやる（アレク）

──それぞれこの3人の中で、自分が一番勝っていると思う点を教えてください。

アレク　すべてだ。俺様がこんな軟弱者どもに劣ってる点なんぞ、塵ひとつもねえ。

タイガ　んなわけねえだろ！ おめえのプリズムショーなんか、カヅキさんの足元にも及ばねえぜ。

アレク　なんだと？

カヅキ　ほらほらもめんなって。それぞれ一番なとこあると思うんですよ。俺は何かな、滝壺でのヘッドスピンなら、誰にも負けない自信がありますね！

──「KING OF PRISM by PrettyRhythm」では、カヅキさんとアレクさんの初戦は引き分けに終わりましたが、あの戦いを振り返っていかがですか？

カヅキ　いやー、今思い出してもビリビリくるバトルでした！ アレクのプリズムショーは、キレがいいだけじゃなくてパワフルなんですよね。自分の魅力をバッチリ押し出してくるし、荒っぽさが男らしいから、すっげえカッコいいんです。

アレク　ふん、俺様に媚びたところで、手加減なんてしねえからな！ あのバトルは考えるだけでも忌々しい！ 今度こそステージ上でぶっ潰してやる。二度とそんな減らず口は叩かせねえぜ。

カヅキ　おう！ 俺も負けねえからな！

って言うか、祭りが好きだから（タイガ）

──「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」では、「プリズムキングカップ」が開催されましたね。タイガさんは巨大うちわをあおぐ「修羅場返しゼロ」という技を披露していましたが、あれはどうやって編み出したのでしょうか？

タイガ　どうやって……って言うか、祭りが好きだから。

──では、あおぎたくなる瞬間とは、どんなときですか？

タイガ　祭りぐらいだろ、男なら。