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「君は月夜に光り輝く」永野芽郁×北村匠海|現場も涙に包まれた純愛ストーリー、相性抜群の2人がたどり着いた関係性

永野芽郁と北村匠海(DISH//)の共演作「君は月夜に光り輝く」が3月15日に公開された。佐野徹夜のデビュー作にして累計60万部を記録した大ヒット恋愛小説を、「君の膵臓をたべたい」で北村とタッグを組んだ月川翔が実写化。原因不明の不治の病「発光病」に侵された少女・渡良瀬まみずと、彼女の願いを代行体験という形で叶えていく岡田卓也のはかない恋が描かれる。

映画ナタリーでは、まみず役の永野と卓也役の北村にインタビューを実施。初共演ながら「永遠に褒め合える」と語るほど仲がいい2人に、互いの印象や撮影中のエピソードを聞いた。また後半、物語にちなんだ「相手に叶えてほしい願い」という質問に、北村が永野へあるリクエストをする一幕も。

取材・文 / 佐藤希 撮影 / 入江達也

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「女優・永野芽郁、すごいな」って(北村)

──お二人が共演するのは今作が初めてですが、撮影前後で印象は変わりましたか?

北村匠海

北村匠海 最初はフランクな人っていうイメージがありました。ちゃんとお会いしたのはポスター撮影のときだったんですけど、寛容な雰囲気で現場に立っていらっしゃいましたね。芽郁ちゃんのほうが2歳下なんですけど、すごく風格がありました。

──まみずとのシーンは、最後の1週間に集中して撮影されたと聞きました。

北村 現場の誰もが、まみずという少女を演じた “永野芽郁”に引き込まれたと思います。カメラマンさんも泣きながら芽郁ちゃんを撮ってましたからね。

永野芽郁 (笑)

北村 監督もそうでしたけど、いろんなスタッフさんが涙を流しながら撮影してました。それはきっと、まみずというこの映画のエンジンがあってのことだと思います。そのすごさは僕が一番間近で感じていて「女優・永野芽郁、すごいな」っていう感情で撮影は終わりました。最後の1週間は濃い時間で、とても勉強させてもらいました(永野に頭を下げる)。

永野芽郁

永野 ありがとうございまーす(笑)。

──永野さんは、北村さんのことをどんな方だと思ってましたか?

永野 撮影前には、周りの人から「匠海くんは人見知り」と聞かされていました。でも初めてお会いしたときから、あまり人見知りっていう感じはしなかったですね。そんなに言葉を交わさなくても一緒にいられる空気感だなと思いました。

──スタートからとても相性がよかったんですね。

永野 終わった今は、匠海くんが卓也だからできた映画だったと思ってます。私は病室のシーンがほとんどで、撮影終盤に現場の空気ができあがった状態の中へ入っていく場面が多かったんです。でも匠海くんが一番近くでさりげなくリードしてくれたので、ものすごく感謝しています。これから先も、ずっと関わっていく人だなと感じました。

私たち永遠に褒め合えるんです(永野)

──作品を拝見したんですが、お二人の自然な距離感がストーリーに反映されているような気がしました。完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

「君は月夜に光り輝く」より、左から北村匠海演じる卓也、永野芽郁演じるまみず。

北村 自分が出ている作品はけっこう客観的に観られるタイプなんですが、久々に自分の芝居が気になってしょうがなかった(笑)。まみずはずっと病室にいて、外で動いているのは卓也なので「ずっと(自分が)いるわー……」という感じ。1つ気になると全部気になっちゃいます。でも、まみずは映像でも泣かせてくれましたね。芽郁ちゃん、現場では飄々としてるんですけど、スタートしたらパンってスイッチが入るんですよ! すごく泣ける演技をしていたのに、終わったら「わー」ってニコニコしてる。これが女優だ!っていうシーンを見ました。

永野 私いつも「イエーイ」っていう感じだよ!

北村 撮影中には気が付かなかったんですけど、映像を見たらまみずとのシーンで「ここで芽郁ちゃん泣いてたんだ! 1粒泣かれてる!」って驚いたシーンもありました。

永野 知らなかったでしょ(笑)。私が完成した作品を観て一番最初に感じたのは「なんとも言えないな」っていう気分でした。作品がどうのこうのっていうよりは、自分の姿を見るのがあまり得意ではないので、反省点もいっぱいありました。でも撮影中に全力で取り組んだものが形になって、思っていた以上に自分自身にたくさんのことが届く作品になっていたことがうれしかったですね。

北村 うんうん。

永野 横でそうやってうなずかないでよ(笑)。

左から永野芽郁、北村匠海。

北村 いや聞き上手なんだよ、僕は! うなずくのが得意なの。

永野 そうだね(笑)。試写が終わってすぐ匠海くんに連絡したんです。「どうだった?」って聞かれて、「なんだかわからない」って答えたんですけど、たぶんうれしくて興奮してたから連絡したんだと思います。

北村 とにかく芽郁ちゃんは自分のことがあまり好きじゃないんですよね。試写後も自分の芝居がうんぬんかんぬん言っていて、同じ役者として気持ちはわかるんですけど。自分が試写を観たら「芽郁ちゃんすごい。でも自分の芝居は……」って思いました。だから、すごいんですよ。芽郁ちゃんは。

永野 いやいや、匠海くんの芝居がいいから私もそう見えてくるだけでね?

北村 いやいやいや、そちらがすごいんです。

──お互いが褒め合って収拾がつかなくなってますが(笑)。

北村 永遠にやれますね。お互いに相手のいいところしか見ていないので。

永野 私たち永遠に褒め合えるんです。