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「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」特集 「仮面ライダー鎧武 / ガイム」佐野岳インタビュー|ここからは“佐野岳・真”のステージだ!

大人になったというより、子供でいられなくなった

──ここからは本編放送当時の思い出を伺えればと思います。紘汰は振り回されてばかりの役どころだったので、当初はやきもきすることもあったそうですね。

そうですね。(脚本家の)虚淵玄さんが、紘汰を僕に当てて書いてくれた部分もあったそうなので、なんとなく似てるなあとは思っていました。でも、やっぱり紘汰に関してはむず痒い部分がいっぱいありましたよね。しっかりしろよ!と。どうしようもないやつなので、そりゃバイトも決まらないよ!っていう(笑)。

──バイトの面接に落ち続けるというくだり、お決まりでしたね。

はい(笑)。もともと物語の全貌というか、けっこうハードなストーリー展開になっていくことは聞いていたので、その分最初は明るく演じたつもりです。全体を通して二面性を見せられたらいいなって。明るいけど、だからこそ悩んでいってしまう部分を、徐々に見せていきたいと思っていました。

──当初は戦う理由に悩んでいた紘汰にも、後半はだんだんとヒーローとしての覚悟が生まれてきます。

紘汰と僕は、たぶん一緒に成長していったんです。今では紘汰のことをすごいと思えるけど、当時は客観的に観ることはできていなくて、それもわかっていなかったかもしれないですね。ただ、自分に響いてくる言葉やセリフはいっぱいあったんです。例えば「大人になるっていうことは、子供でいられなくなるだけなんだ」って言うところ。最近になって、「ああ、深い言葉だったな」と感じます。

佐野岳

──虚淵玄さんも、この「鎧武」を通して“成長”や“大人と子供”について描きたかったとおっしゃっていますね。当時紘汰を演じていた自分に比べて、今の自分は大人になったと思いますか?

子供でいられなくはなりました(笑)。事務所内でも、仮面ライダーシリーズでも後輩ができてきましたし。「こうするべきだ!」っておこがましいことは言えないんですけど、自分の背中や行動を見てもらうことでいい影響を与えられる人になりたい。ならなくちゃいけないって思います。

──では、もし当時の子供だった自分に何かアドバイスできるとしたら?

そうですね……。今もそうなんですけど、僕は感謝することを忘れがちなので(笑)。「それが当たり前じゃないよ」っていうのは、昔の自分にも言ってあげたいです。特に1年間続くライダーの現場では、共演者やスタッフさんとどんどん距離が近くなるので、甘えや怠慢が出てきてしまいがちだと思います。だからそういう甘さに気を付けて、常に感謝するようにしないと。

アクション全般に関して、ライダーをやっててよかったと思う

──先ほどアクションの話が上がりましたが、佐野さんは本編でもスタントなしの素面アクションを多くこなしていましたよね。スーツアクターの方々との思い出があれば教えてください。

僕、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)の皆さんが大好きなんです(笑)。皆さん撮影現場の横で練習されていたので、とにかくいっぱい学びたい!と思ってたくさんコミュニケーションを取って、ライダーキックのやり方とかを教えてもらっていました。やっぱりライダーをやっていてよかったと思うのは、アクション全般に関してですね。舞台の殺陣にしろ、去年の今頃にやった「メトロポリス」っていう舞台でのコンテンポラリーダンスにしろ、「鎧武」で1年間やった基本が自分の自信になっているし。「鎧武」は、アクション映画に出たい!って思ったきっかけの1つなんです。

──今後やりたいのは、やはりアクション方面の作品なんですね。

もちろんです! アクション映画には、ライフワークとして出続けたいと思っています。でも当然、きちんと芝居で見せられる役者さんにならないといけないとも思っていて。ずっと修行中です、はい(笑)。

佐野岳

──2017年から途中参加された「HiGH&LOW」シリーズでも、かなり高レベルなアクションで話題を集めていました。

そうですね。アクション監督の大内(貴仁)さんにも、「ぜひ今度何か一緒にやりたいね」って言っていただけて、すごくうれしかったです。でもあの作品は、自分の中でなかなか反省点も多くて。途中から参加したので、もっと自分のポジションを俯瞰的に見れないといけなかったなと感じましたね。人数が多い分、やっぱり難しいです。

──登場キャラクターが100人以上いるシリーズで、どう自分を際立たせるかというのはかなり難しいでしょうね。

はい。例えば僕の演じる役の所属はRUDE BOYSというチームなんですが、もともとそのチームはみんな口数少なくうつむいているイメージだったので、明るいキャラクターを入れたいということで加入が決まって。でもただ明るいやつじゃ嫌なので、少しエキセントリックな方向で騒ぎたいって監督と話しました。あのビジュアルは、ヘアメイクさんが別の現場でご一緒したことのある方で、「こんなのあるよ!」って紐を出してくれたので髪を結ってみました。本当は顔に傷も付けたかったんですけど、意味が出すぎてしまうから駄目ということになって。あと、ほかのキャラクターとの関係性がわからないところもけっこうあったんです。キャラ紹介では「街に流れ着いた」ってことになっているので、自分で裏設定を作ったり。

──脚本の隙間を自分のイメージで埋めていくという意味では、そこでも「鎧武」の経験が生きたのでは?

そうですね。「鎧武」のときもかなり自分から意見を出して、いろいろやらせてもらっていたので。あと「HiGH&LOW」ではアフレコでけっこうワーワー言わせてもらったんですが、あれは「鎧武」でのアフレコ経験があったからだと思います。けっこう、どこの現場でもアフレコうまいねって言ってもらえるんですよ。それは確実に「鎧武」のおかげですね。

──2017年は同シリーズだけではなく、竹内涼真さんのライバル役でドラマ「陸王」に出演されたり、2018年公開の「となりの怪物くん」への参加も発表されたりと、大躍進を遂げていらっしゃいますね。「鎧武」には「ここからは俺のステージだ!」という名ゼリフがありますが、まさにここからが“俳優・佐野岳”の新たなステージと言えるのではないでしょうか。

佐野岳

ありがとうございます! 本当にその通りになるようがんばりたいですね。新しいステージだ!って言いたい(笑)。

──斬月・真ならぬ、佐野岳・真のステージとして。

あはは、いいですね!(笑) 「仮面ライダー鎧武 / ガイム」があったからこそ、仕事に対しての取り組み方も変わって、成長できたと思っています。失敗も成功もたくさんあって、本当にいろんなことを教えてくれた作品なので。これからもいろんなものを経験していって、よりよい“ステージ作り”ができればいいなと思います。

──ありがとうございます。では最後に、「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。

はい! お待たせしました、葛葉紘汰です! ライダー愛があふれる映画になっています。皆さん絶対に楽しめると思いますので、ぜひ大きなスクリーンで観に来ていただけるとうれしいです!

「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」
2017年12月9日(土)より全国公開
「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」
ストーリー

すべてを超越する力を求め、人類消滅計画をもくろむ凶悪な科学者・最上魁星 / カイザーが現れた。立ち向かおうとする仮面ライダービルド / 桐生戦兎と仮面ライダーエグゼイド / 宝生永夢だったが、永夢は変身ができない。それは以前、ビルドのフルボトルに成分を吸収されたせいであった。そんな絶体絶命の危機にある2人を助けに現れたのは、あの男たち。無事人間としてよみがえった仮面ライダーゴースト / 天空寺タケル、“始まりの男”として神の力を手に入れた仮面ライダー鎧武 / 葛葉紘汰、母校・天ノ川学園高校の教師となった仮面ライダーフォーゼ / 如月弦太朗、アンクと再会を果たした仮面ライダーオーズ / 火野映司が帰ってきた。世界を救うため、ライダーたちが力をひとつにする。

スタッフ / キャスト

原作:石森章太郎
脚本:武藤将吾、高橋悠也
監督:上堀内佳寿也
音楽:川井憲次、ats-,清水武仁&渡辺徹、中川幸太郎
アクション監督:宮崎剛
特撮監督:佛田洋
出演:犬飼貴丈、飯島寛騎、渡部秀、福士蒼汰、佐野岳、西銘駿、赤楚衛二、高田夏帆、瀬戸利樹、松本享恭、岩永徹也、松田るか、小野塚勇人、黒崎レイナ、甲斐翔真、土屋シオン、柳喬之、滝裕可里、関智一(声)、三浦涼介、田中卓志(アンガールズ)、水上剣星、前川泰之、大槻ケンヂ

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佐野岳(サノガク)
1992年4月3日、愛知県生まれ。2011年11月、第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、翌年には舞台「SAKURA」で俳優デビューを飾る。2013年には映画「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」、特撮テレビドラマ「仮面ライダー鎧武 / ガイム」で主演。「仮面ライダー鎧武 / ガイム」では卓越した身体能力を生かして自ら多くのアクションシーンをこなしたほか、バラエティ番組「究極の男は誰だ!? 最強スポーツ男子頂上決戦」では第1回、第5回、第6回と3度の総合優勝を果たした。2017年には「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」「報復~かえし~」といった出演作が公開されたほか、ドラマ「陸王」にレギュラー出演中。2018年3月31日には「honey」が、4月27日には「となりの怪物くん」が封切られる。