「わたしは最悪。」の
本作は、死んだはずの息子と人目につかない山荘に隠れ住む女性アナを主人公にしたメランコリックホラー。アナが息子を亡くし悲しみに暮れていた頃、墓地でかすかな音を聞いた祖父は墓を掘り起こし、埋められていた孫の体を家に連れて帰る。うつ状態だったアナは生気を取り戻すが、帰ってきた最愛の息子は、まばたきや呼吸はするものの、まったく言葉を発さなかった。やがて招かれざる訪問者が山荘に現れ、同じ頃、別の家族にも悲劇と歓喜が訪れる。
レインスヴェがアナを演じたほか、「サマーフィーリング」の
監督を務めたのは、これまでにミュージックビデオや短編映画を手がけてきた1989年生まれの
ヴィスタンダルは本作にインスピレーションを与えた作品として黒沢清の「CURE/キュア」を挙げているそう。このほか「惑星ソラリス」「ミツバチのささやき」「エコール」「SHAME -シェイム-」といった映画からも影響を受けている。
「アンデッド/愛しき者の不在」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかで公開。東北新社が提供、東京テアトルが配給する。
焼け落ちた家 @heybaby_babyhey
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死んだはずの息子が生ける屍に…ノルウェー発のホラー「アンデッド/愛しき者の不在」公開 https://t.co/f3WWNtZaAX