水の話
ミズノハナシ
上映時間:13分 / 製作:1958年(仏)
解説 傑作短編「あこがれ」とヌーヴェル・ヴァーグの金字塔「大人は判ってくれない」の間に位置する、映画史の“小さな忘れ物“。パリが洪水で水びたし、というニュースに映画的感性を刺激された若きトリュフォーは現地に駆けつけ、即興でカメラを回し始める。が、間もなく撮影を断念。フィルムもほったらかしになっていたが、ゴダールがこれを編集、パリの大学に通学する若い娘と、彼女がヒッチハイクした車のドライバーが、いつも通い慣れているのに、洪水ですっかり様変わりした道々を脱線しながらパリを目指す、シネ・スケッチとして再生させた。ゴダール自ら、ナレーションを担当している。ビデオ発売時にはJ・シュヴァンクマイエル他の短編が併録されていた。DVDは「アラン・レネ/ジャン・リュック・ゴダール短編傑作選」に収録。
スタッフ |
監督:フランソワ・トリュフォー
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キャスト |