展覧会の絵
テンランカイノエ
上映時間:39分 / 製作:1966年(日本) / 配給:虫プロダクション
解説 手塚治虫がセル・アニメーションの様々な様式を用いて製作した、10話の短編によるオムニバス。構成はムソルグスキー作曲、ラベル編曲の同名曲になぞらえられて、それぞれの短編が間奏曲でつながれている。工場を完全オートメーション化した工場主が、彼自身も機械として扱われてしまう第4話「工場主」のように、どのエピソードにも風刺、皮肉、ブラックユーモアがたっぷりとまぶされているのが興味深い。ただこれは欧米のアニメーションへの憧れの具体化、もしくはオマージュともとれ、その独創性を手放しで評価することはできない。第1~10話の各話タイトルは次の通り。「評論家」「人口造園師」「整形外科医」「工場主」「チンピラ」「チャンピオン」「テレビ・タレント」「禅/葬式」「兵隊」「フィナーレ」。
スタッフ |
監督:手塚治虫 |
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