サイレント・ランニング

サイレント・ランニング

サイレントランニング
SILENT RUNNNING

製作:1972年(米)

解説 SFXの第一人者、D・トランブルの監督デビュー作。20世紀末、地球上の植物は全滅し、わずかに残された木々や草花は、宇宙船のドームで育てられていた。だがある日、乗組員に帰還命令が下され、ドームの爆発が指示された。乗組員の一人ローウェルは、植物を守るため3人の同僚を殺し、小型ロボットとともに土星に向かう。後半は、一人の人間と、もの言わぬロボットたちによる淡々とした構成だが、ロボットたちの圧倒的な“生命感“が生命の意味を強烈に問いかけてくる。切り離されたドームが、宇宙の深淵に向けて“静かに潜航“していくラストは、人類に残されたかすかな希望なのである。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ダグラス・トランブル

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