アルジェの戦い

アルジェノタタカイ
LA BATTAGLIA DI ALGERI

上映時間:135分 / 製作:1966年(伊=アルジェリア)

解説 1950年代から10年に及ぶアルジェリア独立運動の激しい戦闘をドキュメンタリー・タッチで再現した大作。ニュース映画などの記録をまったく使わず、数々の証言や記録をもとに劇映画としてすべて“再現”。アルジェ市民が積極的に協力、8万人の市民が撮影に参加した。100名ほどの端役もほとんどが素人。戦車、大砲、武器類はアルジェリア軍の協力を得ている。「望郷」の舞台、カスバで撮影。製作者で劇中の闘士を演じるY・サーディはカスバの地下活動家だった。この映画は1966年度ヴェネチア映画祭金獅子賞を獲得したが、フランス代表団は反仏映画としてF・トリュフォーを除く全員が退席したエピソードを残している。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ジッロ・ポンテコルヴォ
音楽:エンニオ・モリコーネ

キャスト

ブラヒム・ハジャック
ジャン・マルタン
ヤセフ・サーディ
トマソ・ネリ

受賞歴

第27回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門
金獅子賞

第27回ヴェネツィア国際映画祭
国際映画批評家連盟賞