白い指の戯れ

シロイユビノタワムレ

[R-18] / 製作:1972年(日本) / 配給:日活

解説 伊佐山ひろ子が演じるヒロインは、街角でふと知り合った男に処女を捧げても、何の屈託もなく男から男へとわたり歩き、現行犯の罪を一人背負っても悲痛な印象を与えない、新しい感覚の人物として造型されている。1970年当時、隆盛を誇っていたアメリカン・ニューシネマとも雰囲気的に似た印象を残し、ポルノというよりも新しいタイプの青春映画として見れる作品である。舌足らずなセリフ回しも可愛い伊佐山ひろ子の新鮮な魅力が光っている。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:村川透

キャスト

拓:荒木一郎
ゆき:伊佐山ひろ子
二郎:谷本一
立川:粟津號
洋子:石堂洋子