鈴木有布子「Sugar Sugar Honey」は、イケメンパティシエとスイーツ好き元ランナーの甘いラブストーリー。コミックシーモアのオリジナル作品で全25話が配信されており、2月より実写ドラマが放送中だ。ドラマがクライマックスに向けて盛り上がるこのタイミングに、コミックナタリーではダブル主演の1人で梶佑輔を演じる長妻怜央(7ORDER)にインタビュー。原作とドラマの両面から、作品の魅力を紹介してもらった。さらに長妻は、作中にも描かれている苺のミルクレープ作りに挑戦。一流ホテルの天才パティシエを演じている長妻が、約1時間半かけ作ったスイーツの出来栄えを見届けてほしい。
取材・文 / 小田真琴撮影 / ヨシダヤスシ
スタイリング / Kawase136ヘアメイク / 大島千穂
苺たっぷりのミルクレープ作りに挑戦!
生地作り
まずは、慣れた手つきで材料を次々と加えていく長妻さん。卵同士をぶつける割り方は、ドラマを監修した製菓の先生に教わったテクニックです。材料を混ぜ合わせて少しとろっとしてきたらほぼできあがり。仕上げに食紅で薄いピンク色に着色します。
生地を焼く
本来は専用のクレープパンやクレープメーカーを使いますが、今回は手軽にフライパンで。薄く、均一に火が通るよう気をつけながら次々と焼いていきます。ミルクレープには最低でもおよそ20枚ほどの生地が必要で、これがかなり骨の折れる作業。薄い生地が破けないように、ひっくり返すときは緊張が走ります。
クリーム作り
苺パウダーを加えたホイップクリームを作ります。ハンドミキサーで作ると簡単。硬すぎると生地に塗りにくく、柔らかすぎても生地に挟んだときに漏れ出てきてしまうので、7分立て程度にします。
当初、手動の泡立て器で混ぜることを想定していた長妻さん。ハンドミキサーと聞いて余裕の表情でしたが、気を抜きすぎてあたり一面にクリームを飛び散らす一幕も……。
成形
組み立ての前に、クリームと一緒に挟む苺を準備。2~3mmの薄さにスライスしていきますが、つまみ食いも欠かせません。
生地にクリームを塗り、苺を挟んで、そこにまた生地を重ねていく。これを何回も繰り返すというかなり地道な作業。なるべく平坦になるようにしますが、どうしても中央部が盛り上がってしまいます。でもマンガを確認してみたら、オリオンのミルクレープもドーム型だったので一安心。
ようやく一番上の生地のデコレーションに。クリームで「ながつまれお」と書きますが、苺を乗せたら「ながつれお」になってしまいました。
完成
ついに完成!果たして断面は……きれいにできていました!!
実食
見た目から期待大だったのですが、クリームを厚く重ねすぎて、ミルクレープの食感のよさが失われている結果に……。一流シェフまでの道のりはまだまだ遠かったです。
ほかにも作中にはこんなスイーツが!
次のページ »
長妻怜央(7ORDER)インタビュー