「プリンセス・プリンシパル THE LIVE Yuki Kajiura×Void_Chords」 PR

「プリンセス・プリンシパル THE LIVE Yuki Kajiura×Void_Chords」|コントロールより指令!「ライブに向けて名曲の数々を復習せよ!」

少女たちが19世紀末ロンドンを舞台にスパイとして暗躍する姿を描いたTVアニメ「プリンセス・プリンシパル」。2017年の放送から2年が経過した現在も根強い人気を誇り、全6章構成で劇場公開予定の続編の制作が進行中。10月19日・20日にはライブイベント「プリンセス・プリンシパル THE LIVE Yuki Kajiura×Void_Chords」の開催も決定している。

このライブイベントの開催を記念し、コミックナタリーではTVシリーズの魅力を振り返るとともに、物語を彩る挿入歌や劇伴について紹介。楽曲を手がけた梶浦由記、Void_Chords(高橋諒)の貴重なコメントも掲載する。

文 / はるのおと

「プリンセス・プリンシパル」押さえておきたい3つの魅力

舞台は架空の物質で栄える19世紀末ロンドン

舞台は19世紀末、巨大な壁で分断され、東をアルビオン王国、西をアルビオン共和国が統べているロンドン。「プリンセス・プリンシパル」では、共和国の諜報機関・コントロールの指示で動く、王国に潜む5人のスパイ少女の活躍が描かれる。その物語を支える特徴的な要素の1つが、周辺の空間を無重力化する物質「ケイバーライト」を組み込んだスチームパンクアクション。オープニングにはそのエッセンスが余すことなく凝縮されている。

オープニングテーマ「The Other Side of the Wall」

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世界観の提示とオープニングに相応しい幕開け感、無秩序の中からエナジーが結集し、向こう側に突き抜けるパワーを持ったサウンド感。プリミティブに走るリズムの上に踊るクールな知性。待ち受ける物語の予感と狂気と運命を全て放り込みました。BメロのPianoは“無重力”をイメージしてます。(Void_Chords 高橋諒)

黒星紅白原案による5人のスパイ少女たち

本作のキャラクター原案は、小説「キノの旅」シリーズをはじめ数々のアニメやゲームでデザインを手がけてきたイラストレーター・黒星紅白によるもの。特に主人公たち「チーム白鳩」の5人は、ケイバーライトを利用した型破りな動きや激しいカーアクション、鋭い殺陣などで画面狭しと動き回り、キュートな見た目に反した暴れっぷりが魅力的なキャラクターになっている。そんな彼女たちにはそれぞれキャラクターソングが作られており、各々のキャラクター性をより深く味わえる。

アンジェ(CV:今村彩夏)
アンジェ(CV:今村彩夏)
キャラクターソング 「Take Me Up Higher」
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クールな“A”にはクールな16Beatを。都会的なFunkが意外と合いました。秘める感情を隠すように音数は多めに。ベースが難しい(苦笑)。(高橋諒)
ドロシー(CV:大地葉)
ドロシー(CV:大地葉)
キャラクターソング 「Under the Moonlight」
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シンプルなメロディに大きな歌、大きなサウンド感。アダルトなヴォーカルとアレンジによって、ピュアでかわいらしいというところが逆説的に浮かび上がってくると思います。大地さんに歌っていただくところも大きかったです。(高橋諒)
ちせ(CV:古木のぞみ)
ちせ(CV:古木のぞみ)
キャラクターソング 「閃光刀歌」
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日本人だから日本人ぽい楽曲、という記号的な作りにはしたくなくて、どちらかというと無国籍感を意識したサウンドで、硬いビートになっていきました。それを“閃光”のように走らせるイメージ。作品におけるちせの立ち位置を上手く表現できたと思います。(高橋諒)
ベアトリス(CV:影山灯)
ベアトリス(CV:影山灯)
キャラクターソング 「リトルブレイバー」
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ベアトリスのかわいらしさを全面に押し出していこうと、結果オマージュ元が一番ほとばしっている曲ですが(笑)、楽しい1曲になっているかと思います。(高橋諒)
プリンセス(CV:関根明良)
プリンセス(CV:関根明良)
キャラクターソング 「Into the Sky」
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プリンセスが持つ高貴さと、繰り返しの中でつないでいく、ゆっくりとでも確実な歩み、時間や運命の不可逆な流れというイメージのサウンドになっています。フックのメロディには強さと決意を感じられるような。(高橋諒)

嘘に彩られたエピソード群

「嘘つきはスパイの始まり」というキャッチフレーズが示す通り、本作では嘘に彩られたストーリーが綴られていく。主人公たち「チーム白鳩」の5人は王国にあるクイーンズ・メイフェア校に通う女子高校生に扮して秘密裏にスパイ活動を行い、各エピソードに登場するサブキャラクターもそれぞれに嘘を抱える。意外性や緊張感に満ちたエピソードが続くだけに、「普通の女の子だったら……の日常を描いた」(高橋諒)というエンディングテーマの穏やかさが際立つ。

エンディングテーマ「A Page of My Story」

Comment

テレビ放送時、重心の低いストーリーにズドンと浸ったあとに、「気持ちをリセットしてお休みになってほしい」という願いもありつつ(笑)、普通の女の子だったら……の日常を描いたトラッドフォーク。結果、より狂気を強調してしまうことに(笑)。チェロ、テューバ、トランペットの絡みがお気に入りです。(高橋諒)