おでん屋でやりたい放題に飲み食いする6つ子に、チビ太の怒りが爆発。カラ松を誘拐し、身代金でこれまでのツケを払わせようとする。しかし兄弟たちはカラ松には興味を示さず、おやつに出てきた梨に夢中になってしまい……。

大学生と偽りカフェでアルバイトを始めたトド松。バイト仲間の女子からは「トッティ」と呼ばれ、合コンに誘われるほどの関係性を築いてきたところに、「絶対に逃げられない地獄の足かせ」と蔑む兄たちが客として来店してしまう。

「アイドルファンを辞め、就活して自立する」と宣言するチョロ松。話を聞けば彼の口からは「フリーハグ」「自分探しの旅」「語学留学」といったワードが飛び出す。「意識高い系のことばかり言っちゃったけど」と語るチョロ松に、おそ松とトド松は“自意識ライジング”だとツッコむ。

あわや迷宮入りという殺人事件を捜査していたチョロ松警部とトド松警部補のもとに、「なごみ探偵」のおそ松が現れる。2000件以上の殺人事件を調査したものの、謎を解いたことは一度もないというおそ松の役目は、ピリピリしてしまいがちな現場の空気を和ませることで……。

十四松をフィーチャーした全12本のショートショートから構成される「十四松まつり」。夜食のカップラーメンができあがるのを待つ十四松とおそ松が織りなす「十四松と約束」、コミケで同人誌を売る十四松と彼に遭遇したチョロ松のやり取りを描く「十四松とコミケ」など、とにかく元気でおバカな十四松の魅力が満載だ。

ある日一松が部屋に入ると、革ジャンを脱ぎサングラスを外して眠るカラ松を発見。興味本位でカラ松の服を着用する一松のもとに、おそ松が現れる。カラ松のフリをしてなんとか場をやり過ごそうとする一松だったが、カラ松が目を覚ましてしまい……。