成田良悟が語る「メギド72」|「この世界を救いたい、彼らの旅を見ていたい」

パーティは性能よりもキャラ愛優先!

──成田さんはキャラクターから入ったとおっしゃっていましたが、お気に入りのメギドは誰ですか?

最初に指名チケットを買って手に入れたのは、アラストールさんです。外見がかわいいとか、メギド体がカッコいいとか、そういうパッと見のインスピレーションだけで選んだんですけど、後から知った処刑人という設定も、拷問が大好きというブッ飛んだ性格も、すごく好みでした(笑)。それとパーティのリーダーとしてずっと使っているザガン。彼女はすごくハキハキした性格で、老若男女関係なしに周囲全体を引っ張っていってくれるような雰囲気を魅力に感じています。

アラストール(CV:大坪由佳)。拷問好きの処刑人。リボンを操って戦う。 ザガン(CV:小見川千明)。闘牛士として活躍していた、活発な性格の少女。

──やはりパーティメンバーにも、その2人を加えていらっしゃるんでしょうか。

そうですね。実はパーティにもお気に入りがあって、ザガン、アラストール、ラウム、ゼパル(ラッシュ)、マルコシアスというメンバー編成を変えずに、ずっと進めているんです。

──ええっ、おそらく普通のプレイヤーは、ボスのタイプに合わせて相性のいいメンバーと入れ替えたりしていると思うのですが。

成田良悟が愛用しているパーティ編成。

本当はそのほうが楽に進めるんでしょうけど、そういうのは今後、難易度の高いクエストに挑戦するときに取っておいて、まずは行けるところまでこのメンバーで突破してみようかと(笑)。好きなメギドを集めただけなんですが、なかなか戦闘面でのバランスもいいんですよ。ザガンに守ってもらって、アラストールで敵の攻撃力を下げると、単体攻撃に関してはほとんど防いでくれる。ラウムがどんどん覚醒ゲージを上げてくれるので、毎ターンのようにゼパルが16連続攻撃を出せますし、悪魔系の敵にはマルコシアスの特効がある。列攻撃をしてくるボスが出てきたときはつらかったですけど、そこは“オーブ”を調整することでなんとか乗り切りました。あと、素材集めのための“メギド戦(メギドクエスト)”がすごく安定するので重宝しているパーティです(笑)。

──オーブはメギドに装備させることで、さまざまな技や特性を付与できるので、とても便利ですよね。確かに「メギド72」はキャラクターにレア度のようなものがありませんし、どのメンバーでも物語を進められるようゲームバランスが調整されているそうです。それにしても成田さんは、キャラクター愛がとても強いというか……。

性能よりもキャラ愛優先で進められるのはすごくうれしいです。私のパーティは回復役がいませんし、わかる人が見たら「アラストールを外して回復役を入れたほうがいいんじゃないの」なんて思われてしまうかもしれないんですが……。でも、アラストールとザガンの組み合わせ以外は考えられない!(笑) もう、この5人のパーティ内でのやり取りっていうのが、頭の中で容易に想像できるんですよ。ポジティブなことばかり言うザガンに、アラストールが皮肉を言うんだけど、ザガンはそんなの気にしないのであっけらかんとしていて。横でアラストールの言葉を聞いていたラウムが「そんなこと言っている間に1人でもヴィータを救え、コラ!」と噛みつきながら、自分はすでに人助けに走り出してそうだな、とか(笑)。

──(笑)。女の子が中心のパーティですが、そこにラウムがいるのも面白いですね。

ラウム(CV:守川武尊)。常にケンカ口調だが、弱者を助け悪に立ち向かう、義に厚い青年。

ゼパルが、パーティに男キャラがいると強くなるというメギドなんです。今のメンバーに固まる前はアモン(バースト)を入れたりしていたんですが、使ったことのないメンバーと入れ替えたり組み合わせたりしてるうちに、召喚でラウムが手に入ったんですよ。最初は「なんだか怖そうなのがきたなあ」と思っていたんですが、「まあケンカ好きそうだから、戦わせてみるか」とパーティに入れてみたら、道中のセリフが面白い。「コラァ!」とオラついてばかりいるんですけど、よく見ると「そんなに走ったら危ねえだろ!」とか「しっかり体休めとけコラ」とか言っていて、「あれ? この人、全キャラクターの中でもトップクラスの善人なんじゃないかな?」と(笑)。成長させようとプレゼントをあげてみても、返ってくる言葉が「ありがとうだコラ!」とか「皆にも配れコラァ!」とかなんです(笑)。すっかり彼が好きになってしまいました。

──見た目とのギャップがすごいですもんね。

すごいですよね(笑)。しかも調べてみたら、もともとは乱暴者だったけど、ヴィータに生まれ変わった後、厳格な両親に育てられたため善人となった、という設定があるらしいんです。一番すごいの、そのご両親じゃないですか?(笑) 個別に用意されているシナリオもやりましたけど、彼のご両親は残念ながら出てきませんでしたね。ぜひ見てみたいので、運営さんの今後の動きに期待しております!(笑)

この世界を救いたい、彼らの旅を見続けたい

キャラクターの多様性には本当に驚かされていて、「なんで味方側にいるんだろう?」と考えこみたくなる悪人キャラもいるんですよ。デカラビアって言うんですけど(笑)。ほかにもフラウロスというメギドは、「メギド72」の公式アカウントからも“生粋のクズ”と紹介されてしまうようなキャラクターなんです。「メギド」のことをいろいろ調べていて、最初にそのツイートを見かけたときはフラウロスを持っていなかったので、「どういうこと?」と思っていたんですが、召喚で手に入って。さっそく彼のセリフなどを聞いたりしてみたら、「なるほど、これは確かにクズとしか言いようがない!」と思いました(笑)。

──あはは(笑)。

ベリト(CV:宮下栄治)。傲慢かつ自己中心的な性格のメギド。ヴィータになった後も、大金持ちの御曹司という恵まれた環境で育った。

そういう、「普通は追い出すか騎士団に引き渡すよね!?」というメギドさえも身内にしてうまくやっている主人公のソロモンに対しても、「さすがモラクスに“アニキ”と慕われるだけのことはあるな」と思ってしまいます。ベリトというメギドも一見すごく傲慢な俺様キャラで、振る舞いは傍若無人だし、このご時世なのに「これだから女は」みたいなことをたくさん言うんですけど、よくよく知るとそういう振る舞いにはきちんと理由があって、イベントクエストなどでは彼の魅力的な部分がどんどん見えてくるんですよ。実際、男女問わず多くのプレイヤーさんに受け入れられているみたいですし。やっぱりそれは、キャラクターのバランス取りがすごく上手だからだと思うんですよね。

──バランス取り、ですか?

ええ、これはストーリーについてもそうなんですけど、例えば主人公がつらい思いをする場面があっても、その後にきちんと救いが用意されている。乗り越えられない試練は与えないというか、その辺りのさじ加減が絶妙だと思います。これを計算してやってるんだとしたらすごいし、感覚で書いてたら天才だと思うんですけど……。プレイしていてあまりつらいとゲームを進める気が無くなるんですけど、「つらいことはあった、あったが……こんな世界滅んでしまえとまではいかない。やっぱりこの世界が救われるところを観たい、彼らの旅をもっと見続けたい」という気持ちになるんです。主人公に感情移入するというよりも、個人的には彼らの旅に同行している書記官のような(笑)。