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読んでくださった方が、紫(主人公の女の子)に自分も引っ張られたい!「はい」と返事したくなっちゃうようなページになったら良いなという願いを込めて描きました。 髪の毛を描くのが好きなのですが、好みのつやつやでふわんふわんな髪が描けたので見ていただけると嬉しいです。
高江洲弥
ハルタVol.106掲載
読んでくださった方が、紫(主人公の女の子)に自分も引っ張られたい!「はい」と返事したくなっちゃうようなページになったら良いなという願いを込めて描きました。 髪の毛を描くのが好きなのですが、好みのつやつやでふわんふわんな髪が描けたので見ていただけると嬉しいです。
高江洲弥
2巻収録
よく話す主要キャラが3人揃っていることと、顔面を大きく描いているのが珍しいことと、すぐには理解できないけどひとまず相手の言うことを頭に入れてみている様がこの漫画っぽいかなぁと思ったからです。あと足立さん(4コマ目)は色々考えるけどそれをあまり進んで外には出さないイメージです。
田沼朝
3巻収録
キャラクターが目と目で相対するシーンなので、それぞれの感情がそこに表れるよう描きました。
上段は底知れない強さがあるキャラです。
目を三重構造にして奥行きを出し、何か見通す様な透明感と糾弾する様な目にならないかと苦心しました。
下段はその視線にショックを受けています。
目に映った相手に重ねて虹彩をひび割れの様に強調し千々に乱れている気持ちを表現しました。
下段の目はコマにもなっていて上段の人物が顔を背けて無視する流れになっています。
上段と下段のコントラストが描けたので好きな一枚になりました。
比嘉史果
1巻収録
生き物の命について扱う作品なので、それを表現できているページかな、と思い選びました。人間と動物をフラットに並べて描くことでこの漫画全体のテーマが現れていると思います。あと、1話目の見せ場になる大きいコマなので、見栄えするよう亀の模様や海のトーンなど頑張りました。
二宮香乃
4巻収録
作品の中で描きたかったテーマのひとつが「許し」だったので、そこに沿う形で懺悔かつ祈りが混ざった表情を描けた気がします。
細部まで魂をこめました。涙を描くの好きです。
三星たま
2巻収録
1ページを選ぶにあたり読み返していたところ、主に2コマ目が理想的な画面の空気感を出せている気がしたのでこのページを選びました。
イーサンはとてもお気に入りのキャラクターで、クーとセットで描くのが楽しかったこともあって、別れが名残惜しいなと思いながら描いた記憶があります。
岩宗治生
1巻収録
動物を含め、キャラクターの動きを描くのが好きです。20ページ超の、人魚とクジラが遊ぶシーンの中からの1枚。セリフの無い絵だけのページなので、「動きが伝われ~~!」と考えて描きました。人魚とか海の中とか、普段見られないものを読めるのが漫画の楽しいところでもあるし、描くのも同様に楽しいものです。海とか水の表現は、連載通して格闘でした。
冨明仁
1巻収録
「キラキラにあこがれて」というお話のラストページです。キラキラに憧れるさやかちゃんの悩みを追いかけながら“素敵な人ってどんな人だろう”と考えてたどり着いた笑顔です。読者の皆さんにもメイちゃんの内側から溢れるキラキラをさやかちゃんの気持ちになって受け取ってほしいと思いながら描きました。
綿野マイコ
4巻収録
この話を描く直前、フィンランドへ取材へ行く事ができたので、各街で墓地を訪れました。雪を被ったもみの木や墓石が並んでいる様子が美しかったです。どの街の墓地にも戦死者の慰霊碑があり、沢山のロウソクが並んでいて、知らない誰かの静かな祈りを感じました。フィンランドのクリスマスならではの美しい光景が少しでも伝わりますように…と私も祈りながら描きました。
福田星良
1巻収録
我ながらうっとりして描いたページです。作画のときにメルのパパにうっかり目を入れてしまいましたが、結果うっとりです。それと作画面のこと。ここは顔のアップなので情報量が少なくなるきらいがある、ので、皺とか質感の線を足してます。ただの顔の拡大コピーにならないよう気をつけた覚えがありますです、はい。
福島聡