コミックナタリー Power Push - 電撃大王ジェネシス
電撃大王がオリジナル作品を追求すると? 看板作品「やさしいセカイのつくりかた」の魅力に迫る
コミカライズ作品がひしめく月刊コミック電撃大王から誕生した電撃大王ジェネシス(ともにアスキー・メディアワークス)。「オリジナル作品100%」をコンセプトに据える同誌がこのほど1周年を迎え、リニューアルを敢行した。また初の単行本も一挙4作品がリリースされる。
コミックナタリーでは編集リーダー・高島宏暢氏と、看板作品「やさしいセカイのつくりかた」の作者・竹葉久美子へのインタビューを実施。電撃大王ジェネシスが放つオリジナル作品へのこだわりから同作の魅力まで、たっぷりと語ってもらった。
取材・文/岸野恵加 撮影・編集/唐木元
人気トレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」のPRカードとして、描き下ろしイラスト「お嬢様の休日」を使用した「とある科学の超電磁砲」のカードが付属。また月刊コミック電撃大王3月号にも別バージョンのPRカードが付属するので、両方コンプリートしたいところだ。このほか劇場映画が1月22日より公開される「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」のイラストレーター・左のイラストを使用した特大ポスターと、小梅けいと・鳴子ハナハルらの作品を収録したフルカラー小冊子「電撃PREMIUM COLORS Vol.1」も付属し、3つの豪華付録が記念号に彩りを添える。
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電撃大王ジェネシス2011 Vol.1 ラインナップ
カネコマサル「百花のしるし」 /竹葉久美子「やさしいセカイのつくりかた」/森山大輔「妄想奇行 ~アドレッセンス・アバター~」/原作:流圭、作画:ほた。「夢のクロエ」/こがわみさき「空声」/FLIPFLOPs「スズログ」/鈴見敦、ストーリー監修:田中ロミオ「うるわし怪盗アリス」/前嶋重機「デュランダルー不朽の刃ー」/いわさきまさかず「あしたの今日子さん」/犬上すくね「あかとき星レジデンス」/原作:あかほりさとる、作画:桂遊生丸「ラブアレルゲン」/真田鈴「それが彼女のセイギなら」/MATSUDA98、原作:太田顕喜「キャラメル☆スター」/堤利一郎「ゴッドシーカー」/深山和香「かのこ模様」/茜虎徹「緋色のマリオネッタ」/大月悠祐子「妄想少年観測少女」/椎名優「Monochrome Myst」/水上カオリ「空想画廊」/大沖「わくわくろっこモーション」/原作:築地俊彦、作画:鶯神楽「トカレフの危うい城」/松沢まり「動研。 ~菜ノ花高校動画研究部~」/稲井稲井「スキマノスキマ」/榎宮祐「エアリセ∞」/介錯「ユメキ」/ともぞ「時の消失請負人」
「やさしいセカイのつくりかた」あらすじ
19歳にしてアメリカの大学院で研究している天才学者・朝永悠。ある日、彼の研究は、資金難から打ち切られてしまう。失意のまま帰国した悠を待っていたのは非常勤の「女子高講師」のポスト。悠が担当するクラスには、飛びぬけた数学の才能を持ちながらそれをひた隠しにする少女・武藤葵と、ファッション誌の読者モデルをしていた気が強い問題児・草壁ハルカがいた。突如始まった慣れない講師生活は、そんなふたりをはじめとする生徒たちに振り回される毎日で……。
竹葉久美子(たけばくみこ)
2010年、電撃大王GENESIS 2010 WINTER(アスキー・メディアワークス)掲載の「やさしいセカイのつくりかた」にてデビュー。不定期で月刊コミック電撃大王(アスキー・メディアワークス)にて番外編を発表しながら、電撃大王ジェネシスにて同作を連載中。