「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」 第2回 早見沙織×安済知佳×大地葉×種﨑敦美 座談会|個性あふれるキャラクターたちの相乗効果で生まれる面白さ、四人四色の魅力を女性キャストが語る

ディーナになら私も罵倒されたい(種﨑)

──完成したキャラクタービジュアルは、今日初めてご覧になったそうですが(取材はキャラクタービジュアルが公開される直前に行われた)、皆さん、今日はご自身が演じるキャラクターのイメージカラーの服を着用されてますよね。

安済 え、うそ!

種﨑 本当だ、すごい偶然。

早見 素晴らしい……!

大地 うわー! なんとなく青着てきてよかったー(笑)。

安済 なんとなく緑選んでよかった!(笑)

一同 (笑)。

ピンク色のロングヘアーと衣装がトレードマークのディーナ(CV:早見沙織)。ギャル系の見た目だが、言葉遣いは乱暴で男勝りな性格。

早見 それにしてもディーナ……ピンクとは聞いてたけど、こんなにピンクだとは……(笑)。

安済 ディーナいいですよね、憧れます。マックスもそうですけど、私、強い女性が好きなので。

早見 アフレコのときに音響監督さんから「(見た目は)安室奈美恵さんのようなイメージ」と言われたんですが、この絵を見て改めてなるほどなと思いました。

安済 確かに、自分のスタイルがしっかりできあがってる感じですよね。自分に似合うファッションがわかっていて、それを貫けるところとか。あと戦っているときのめっちゃうれしそうな顔(笑)。

大地 相手を痛めつけて喜んでいたりね(笑)。

早見 喜んではいない、ですよ? ……まあ罵倒はしますけどね、程よく(笑)。

種﨑 ……ディーナになら私も言われてみたい、罵倒されたい(笑)。

幼い頃のキリルと、失踪したキリルの姉・ミラ。

一同 (笑)。

早見 でも、ああ見えて純情というか、素直なところもあって。キリルの生き別れたお姉さんの話を聞いたときも「バカのくせに、結構苦労したのな……」って慰めてあげたり。意外とかわいらしいところもあるんですよ。

──ケイはどうでしょう? この中では一番地味といえば地味ですが……。

安済 周りからしたらどう見てもすごく地味だと思います(笑)。

早見 でも若くて熱量があって、周りを動かすパワーを持っている子だなと思います。

大地 結構グイグイ行くタイプだけどウザくないというか。愛されキャラとして確立されていますよね。

早見 がんばり屋でちょっとドジっ子で、憎めない感じはありますよね。なんとなく、ケイだからこそ破天荒なディーナとバディが組めるのかなって感じます。

ディーナとバディを組むことになった新人捜査員のケイ(CV:安済知佳)。ディーナとは正反対で、品行方正の優等生タイプ。

安済 常に全力で一生懸命で初々しくて。演じていて、初心に返らせてくれるようなところはあります。そういう気持ちって、私自身が忘れちゃうときがあるから……。

種﨑 ……ケイは一番メンタル強そう。

早見大地 ああ、確かに!

安済 えー! ホントですか? まあ確かにど根性感はあるかも……。

早見 すごく食いしん坊だから、嫌なことも食べて消化することで一緒に昇華できる、みたいな(笑)。

大地 食べて寝て起きたらスッキリしてるタイプ(笑)。

安済 なるほど……。なんか自分のキャラクターについてほかの方々の感想を聞くのって面白いですね。この座談会でケイのかわいらしさへの理解が深まった気がします(笑)。

マックスの己を貫いている感じがすごくカッコいい(大地)

──マックスとユリについてはどうでしょうか。

ボーイッシュな髪型とファッションが特徴のマックス(CV:大地葉)。普段は大きく穴が空いたダメージジーンズを履いている。

早見 マックスは、見た目のインパクトが一番すごい(笑)。

安済 このダメージデニムすごいですよ。もうほぼお尻だもん(笑)。

大地 かろうじてつながっている(笑)。でもこのファッションも含め、マックスの己を貫いている感じがすごくカッコいい。

早見 なんかコレクションモデルみたいじゃない?

一同 (笑)。

早見 でも案外女性らしいところもあるんですよね、マックスは。

安済 メイクもしっかりしているし、家事もできるし、確実に女子力は高いですよ。

大地 女性的というか、家庭的というか。

種﨑 お母さんっぽい。

大地 そうそう! イカツい見た目をしているけれども、なぜか母性みたいなものを感じる(笑)。

第6話より。ダグとキリルが出演したドキュメント番組「リスヴァレッタ警察24時」を観て、「いいな、私も出たかったな」と羨ましそうなマックス(左)。

種﨑 第6話の「密着リスヴァレッタ警察24時!」の、ダグやキリルたちが出ているドキュメント番組を見ているシーンで、「いいな、私も出たかったな」って言ってるマックスがかわいくて。

早見安済 かわいい!

大地 あのセリフ、私も一番好きです。マックスの人の良さと意外性、茶目っ気みたいなところが詰まってるっていうか。

早見 ビジュアルとのギャップもかわいいよね。

──マックスの相棒・ユリは見た目はほぼ人間ですが、実はロボットというキャラクターですね。

世話好きで清楚なユリ(CV:種﨑敦美)は、正真正銘本物のロボット。そのことは周囲に秘密だと勘違いしているキリルは、たびたび無意味なかばい方をしている。

安済 ユリ、キレイだなあ。

大地 透明感が半端ないですよね。

種﨑 画面を見ていても、ユリが出てくるところだけ空間がちょっと違うんですよね。

安済 確かに。異空間が広がってる。

早見 このロングの衣装がすごく素敵で。マックスとおそろいというか……これ、デザインがペアになっているように見えますよね?

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」キービジュアル。それぞれの個性あふれる衣装にも注目だ。

大地 本当だ! うわー最高!

安済 素晴らしい、設定に拍手したい(笑)。

一同 (拍手が起きる)

大地 マックスの服が黒いから、ユリの白さが際立っていて。

早見 2人ともブルーの差し色が入ってる。

種﨑 そういえば桂(正和)先生も、ユリのデザインが一番難しかったっておっしゃっていて。「お芝居も難しいでしょ、がんばってね!」と(笑)。

安済 確かに、ロボットだとわかっていてもロボットには見えないって、なかなか絵で表現するのが難しい設定ですよね。

早見 相反することを言ってますからね。

種﨑 音響監督さんには「ロボットでありつつ、4人の中では穏やかな癒し系」というディレクションをいただきましたね。

安済 私、ユリが初めてロボット感を見せるところ、放送で観るのがめちゃめちゃ楽しみなんですよね。

第4話より。キリルとともに拘束されていたユリだが、突如早口になり、余裕で鎖をぶち切るというロボットらしい一面を見せる。

大地 ものすごく早口になるシーンですよね。「できうる限りの早口でお願いします」って言われてましたよね(笑)。

種﨑 はい(笑)。

大地 でもさらっとやってのけている種﨑さん。

早見 さすが!(笑)

大地 普段はロボット感を出さないキャラだからこそ、あそこで「本当にロボットなんだ」っていう感じが出てよかったなあ。

種﨑 あのシーン(第4話後半)は視聴者の皆さんも楽しんでいただけたんじゃないかなと思います。


2019年5月14日更新