「勇気づけられる」方正出演吉本百年物語2月公演本日から

本日2月5日（火）より、大阪・なんばグランド花月にて、吉本百年物語2月公演「アンチ吉本・お笑いレボリューション」が上演開始。出演者の月亭方正が意気込みを語った。

漫才ブームが去った後、吉本興業は若手芸人育成の場としてNSC（吉本総合芸能学院）を設立。そこには芸人に憧れて多くの若者たちが集まってきた。その中で異彩を放っていたのが松本人志と浜田雅功。彼らが過ごした心斎橋筋2丁目劇場を取り巻く、お笑い新時代が幕を開ける。

ダウンタウン松本を演じるのは、俳優・趙たみ和、浜田を演じるのは間慎太郎。方正は太田という社員役を演じる。その役柄について方正は「東京行って大阪戻ってきて、今から新しいことを始めようとワクワクしているとき。芸人は商品ではあるけど、愛情があるのはすごく伝わる。芸人好きな人なんやなって」と説明。「そんなとき、ダウンタウンと出会ったのは必然やったんやなって思う」と背景に思いを巡らせた。

ダウンタウンとは長く共演しているだけに、台本では「思いが重なる」とコメント。「ダウンタウンさんこんな感じやったんや、って思うと涙出るときがある。感動って死とか別れとかいろんな種類があると思うんですけど、もっと違う次元の感動。2人がこれまで見せてこなかった、若くて前向きで爽やかな感動。こういう感動の仕方があるのかって、自分の中ですごくいいテーマになってます」と語った。

「吉本百年物語」には2回目の出演となるが今回は主演。「最初はセリフの量にビックリして、すぐスタッフさんに言いましたよ。こんなの無理って。落語もせなあかんし。で、『わかりました！』って言われて、一向に減らへん（笑）」と愚痴をこぼしながらもしっかりとこなしている様子だった。

さらに「前回も俺褒められたけど、今回も褒められると思う。ほんとに面白い」と確信。最後に「今回も歴史ではあるんですけど、今まさに活躍している芸人さんの歴史なので、これまで以上に話に入りやすいと思います。あんな天才2人でも初めはこうやったんやっていうのがわかるので、見てて勇気づけられます」と読者にメッセージを送った。チケットは現在発売中となっているので、詳細はオフィシャルサイトで確認を。

※文中にて「趙たみ和」と表記していますが、「たみ」の字は王へんに民が正式表記となります。