伊藤潤二、ビッコミにて佐藤優原作の国際政治劇

伊藤潤二が作画を行う新連載「憂国のラスプーチン」が、本日8月10日発売のビッグコミック16号（小学館）にてスタートした。ホラー界の奇才として知られる伊藤が初めて、ハードな国際ドキュメンタリーに取り組んでいる。

「憂国のラスプーチン」は元外交官・佐藤優が原作を務め、北方領土問題をめぐる佐藤の体験をマンガ化したもの。脚本は浦沢直樹作品のプロデュースで知られる長崎尚志が担当。

また今号は連載開始記念として「憂国のラスプーチン」に携わるこの3人に、鈴木宗男を加えた座談会の様子も掲載している。「“極悪人”の言い分－本当は怖い、我が国日本の現実－」と題し、逮捕歴ありの鈴木・佐藤、スピード違反歴ありの伊藤、停職歴ありの長崎が思いの丈を語り合う。

なお8月25日発売のビッグコミック17号では、夏川草介原作による石川サブロウの新連載「神様のカルテ」がスタートする。ベストセラーとなった同名小説のコミカライズだ。