うめ、日本語マンガ初となるKindle向け電子書籍を出版

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2010年1月28日 22:39 70

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Kindle版「青空ファインダーロック」扉絵。

「東京トイボックス」で知られる2人組のマンガ家ユニットうめは、去る1月26日、米Amazon.comが販売する電子書籍リーダーKindle向けに、読み切り「青空ファインダーロック」をリリースした。日本語で描かれたマンガがKindle向け電子書籍としてリリースされるのはこれが初めて。

うめは公式サイト「難民チャンプ」にて、「大東京トイボックス5巻発売記念! 日本初? kindleで日本語漫画を出してみよう企画」と題し、自らの手で自作を電子書籍としてAmazon.comに登録する試みを発表。友人のエンジニアの手を借りつつ、技術的な試行錯誤を経ながらKindleで購入できるようになるまでの様子をレポートしている。

レポートによれば、初回にも関わらず2時間程度でマンガをKindle用に変換してAmazon.comに登録できたとのこと。登録された電子書籍はすでに購入可能となっており、価格は2.99ドル。日本から購入するには通信コストなどを加えた4.99ドルが必要となる。

AmazonがKindle向け書籍の販売で著者に支払う印税は現在35%。今後条件によっては70%の印税を支払うプランも提示されている。また折しも本日、米apple社から電子ブックiBooksを閲覧できる端末iPadが発表されたばかり。こちらも同レベルの印税を支払うことが予想されている。うめのチャレンジングな試みにより、マンガ家自らが気軽に電子出版に乗り出せることが明らかになった現在、従来に比べ大幅に高い印税率を背景に、今後の出版界の地図が大きく塗り変わる可能性もある。

なおKindle化のテストに選ばれたのは、日経エンタテインメント2007年10月号(日経BP社)に掲載された読み切り「青空ファインダーロック」。カメラマンとは名ばかり、グラビア写真の修正を生業にしている主人公テツローが、修正する写真に高校の同級生が写っているのを発見し、人生について思いを巡らすストーリーだ。

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