映画｢ブタがいた教室｣イベントでトータス松本熱唱

10月25日に渋谷Bunkamuraシアターコクーンで行われた映画「ブタがいた教室」のティーチインに、サプライズゲストとしてトータス松本が登場。同映画の主題歌「花のように星のように」をギター1本で披露した。

映画「ブタがいた教室」は、1990年に大阪の小学校で実際に行われた「クラスのみんなで豚を飼って卒業前に食べる」という授業を基にした物語。“いのち”や“教育”のあり方に一石を投じた本作は、東京国際映画祭のコンペティション部門で公式上映され、観客賞とTOYOTA Earth Grand Prix審査員賞をダブル受賞した。

ティーチイン（観覧者から登壇者への質疑応答）には、主演の妻夫木聡と前田哲監督が参加。観客から妻夫木に対し「妻夫木さんが小学生だったら、Pちゃんを食べますか？」という質問が飛び出し、「食べます。今の28歳の僕の気持ちでしかわからないんですが、『いただきます』という言葉どおり、僕たち人間は命あるものをいただいて生きています。そこにありがたみを感じるべきだと思うんです」と答える場面もあった。

ティーチインの後、原案を担当した黒田恭史と映画主題歌を歌うトータス松本が登場。トータスは「まだ完成していないラフな状態の本編が、監督の直筆の手紙と共に届いたんです。それを観たら本当に感動してしまって、そのときの気持ちを歌にしました」とコメントしてから、ギター1本で「花のように星のように」を熱唱しファンを喜ばせた。