スクウェア・エニックスのゲーム「ドラゴンクエストI&II」のHD-2D版が10月30日に発売される。「ドラゴンクエストI&II」は、「ドラゴンクエストI」と「ドラゴンクエストII」の2作品を収録したもの。これに伴い本特集に、さや香が登場。ゲームをいち早くプレイしてもらった。
2人の体験プレイの様子とインタビューを前後編で紹介。今回はプレイ中のさや香の様子を伝える。大のドラゴンクエストファンとして知られる石井は取材現場で終始興奮気味。新山もドラゴンクエストをプレイするのは初めてではないようで……。
なお、ナタリーでは「ドラゴンクエスト」シリーズに特化した特設サイト「ドラクエナタリー」を展開中だ。
取材・文 / 成田邦洋撮影 / 入江達也
石井が興奮!新山が感心!プレイ動画(前編)
「この世界に入ってからの夢がかなってます!」
このたびリリースされる「ドラゴンクエストI&II」は、現代の美麗な3Dグラフィックスと懐かしい2Dが融合したHD-2D仕様。「ドラゴンクエストI」と「ドラゴンクエストII」の2作品どちらとも楽しめる。ファミリーコンピュータ版の原作が発売されたのは、それぞれ1986年と1987年。さや香は石井が1988年生まれ、新山が1991年生まれと、いずれも発売時点では生まれていないが、石井は大のドラゴンクエスト好きとしてすくすくと成長。ドラゴンクエストにまつわる仕事について「この世界に入ってからの夢がかなってます!」と喜ぶ。新山もドラゴンクエストは何本かプレイ経験があるという。
プレイを前に石井は「先行体験させてもらえる!」と興奮。新山がHD-2Dについて説明を求めると「もう、どっから説明する?」と天を仰ぐ。やがて「惹き込まれる、没入できる描き方」と台本や商品説明に書かれていないことを次々と矢継ぎ早に説明する石井に、新山は「熱いですねえ」と感心。「『I』からプレイしたほうがいい?」という新山に、「『III』からでも楽しめる」と答える石井は、シリーズのプレイ順についてさまざまな角度から提案をしていた。
最初にプレイするのは新山。オープニングで「この時点からきれいやな」と惚れ惚れし、2人で「ワクワクする~」と声を揃える。オープニングムービーで、石井が「冒険をはじめる」のボタンを押すか押さないかの場面で「この瞬間が一番楽しい!」と、もはや絶叫! 「I」をプレイすることになり、勇者の名前は新山の下の名前「ノリヒコ」に。そんな相方の冒険に、石井は「自分でやりたい! ヤバい!」とじれったさを隠さない。
コンビで作戦を練りながらドラゴンに立ち向かう
オープニングから石井は「いろんなところが補完されて描かれてる」、新山も「城のグラフィックがきれい」と感心。プレイを続けると新山は「歩いてるだけで操作性が気持ちいい」と実感する。ゲーム内の細かい描写に感動して、なかなか進もうとしない新山に対して、石井は「世界救おう? 戦いに行こう?」と相方の背中を押す。
竜王の城が見えてくると、石井は「見えてんねん! 行くべき場所が! これすごいねんって! 描いたらこういう感じなんやな」と原作とのさまざまな比較で盛り上がることしきり。最初の敵・スライムが現れても大賑わいだ。なお今回の「I」は、敵が1体とは限らず複数出現することも。石井は「1VS複数というのが新しい。昔はどこまでもサシやった。主人公も絶対強くなってる」と論評する。やがてモンスターを倒してレベルアップ! 石井は「この瞬間に関われてるのが楽しい」という。
新山はローラ姫を救出するところもプレイ。洞窟に入ると、石井は「ホンマに真っ暗やってんで。自分のまわりしか見えへんかった。『たいまつ』使った」と原作を懐かしむ。その後、ローラ姫と対面するのだが、そこにドラゴンが出現! 「昔より勝てるって思えへん。迫力あって!」と石井。「どうにか逃げられへん?」という新山に、石井は「誰が逃げんねん、今このシーンで!」とツッコミを入れつつ「慎重にいかなあかん」とアドバイス。強敵を相手に、2人で作戦を練りながら立ち向かう。戦いの末、勇者「ノリヒコ」はドラゴンを倒せるのか?
「バズズがすごくしゃべってる!」「バズズって何?」
今度は石井がプレイヤーとなって「II」をプレイ。勇者「セイイチ」の冒険が始まる。パーティは、ローレシアの王子とサマルトリアの王子の2人組から。ムーンペタへと向かう道中、「ふくびきけん」や「巻物」を取得し、石井は「巻物なんて概念は今までになかった! 新しい要素」と感心する。ムーンペタでは「ふくびきや」にも行って、ふくびきけんで抽選することに。すると予想外の結果が!
石井のプレイは新たなシーンに。原作ではパーティにいなかった新しい仲間・サマルトリアの王女含めた4人が勢揃いする。4人の名前は「セイイチ」「ノリヒコ」「サヤカ」「レイコ」で、いずれも石井本人に考案してもらった。サマルトリアの王女に名付けられた「レイコ」は「俺のオカン」とのこと。このパーティでダンジョンへ向かう。
やがてモンスターのバズズに遭遇。石井が「バズズがすごくしゃべってる!」と驚くが、新山は「何? バズズって」と素朴な疑問を呈する。石井「アトラス、ベリアル、バズズ。3体、強いのがおんねん」と説明するが、それでもなお「……なんなん? バズズって」と新山の疑問は拭えない。石井は「ワクワクがエグい」と静かに興奮しながらバズズとの戦闘を開始。「こえーな、バズズ! バズズとやんねや!」と天を仰いだ石井は死闘を展開。果たしてバズズに勝てるのか。そしてレイコはどんな活躍を見せるのか。
動画のラストには、誕生日が近い新山へのプレゼントが。興奮し続ける石井、新鮮な感想を見せる新山のプレイは動画でも確認しよう。
プロフィール
さや香(サヤカ)
新山(ニイヤマ)
1991年10月17日生まれ。大阪府出身。
石井(イシイ)
1988年5月28日生まれ。大阪府出身。
NSC大阪校34期の同期生で2014年にコンビ結成。新山は同期のファイヤーサンダー﨑山とコンビを組んでいたことがある。ダンスを得意とする石井は、インドダンスを中心とする石井ダンサーズを結成している。2017年に初の「M-1グランプリ」決勝進出。2022年に準優勝し、2023年には3位となった。2019年に「NHK上方漫才コンテスト」、2020年に「歌ネタ王決定戦」で優勝。2024年3月には大阪・よしもと漫才劇場を卒業し、同年4月より活動拠点を東京に。2025年6月スタートの番組「ヒロインズTV」(TOKYO MX)ではMCを務めている。
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