「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン4|僕は確かにここに“いた”ジョイマン高木特別寄稿&現場潜入レポート

「ドキュメンタル」シーズン4現場潜入レポート
笑いだけしかない濃密な1日

松本人志に「あなたなら」と招待された、選ばれし10人の芸人が集う「ドキュメンタル」の“あの部屋”。シーズン4の収録が行われた直後の熱気冷めやらぬ現場にお笑いナタリーが潜入した。戦いの残り香漂う部屋で撮影した写真と共に、収録の様子をネタバレなしで届ける。

シーズン4の収録が終わった直後のセット。過去シーズンでも多くの笑いが生まれたキッチン周りの様子。

某日、都内スタジオで「ドキュメンタル」シーズン4の収録が行われた。編集部が指定された集合時間は午前9時。これからお笑い漬けの長い1日が始まる。現場に到着するとすでに個別の出演者インタビュー撮影が始まっていた。スタッフたちは「1番さんスタンバイOKです」「曲がり角に人がいるかもしれないから気をつけて!」などと指示を出し合っている。芸人たちの顔合わせシーンは「ドキュメンタル」の見どころの1つ。そのリアクションをリアルに保つため、出演者1人ひとりに担当ディレクターがつき、事前に鉢合わせしないよう細心の注意が払われている。そんな中、初のコンビ参加となった千鳥のマネージャーはさぞハラハラしたことだろう。大悟、ノブにはそれぞれ別の仕事だと説明していたらしい。

芸人たちが着席するテーブル。数々のアイテムが散乱する。

今回初挑戦となるのが先述の千鳥と、雨上がり決死隊・宮迫、ずん飯尾、スピードワゴン井戸田、森三中・黒沢、ダイアン西澤、安田大サーカス・クロちゃんの8名。これに3回目の参加、つまり「ドキュメンタル」に300万円をつぎ込んでいるFUJIWARA藤本と野性爆弾くっきーを加えた10名が、松本人志の“笑いの実験室”に放り込まれる。事前インタビューでは意気込みや戦略、優勝賞金の使い道のほか、「戦いたくない芸人」を聞かれた彼ら。すぐそばにいるとは知らずに、ほとんどの芸人が「来てほしくない」「絶対に笑ってしまう」とくっきーの名前を挙げた。一方でくっきーが苦手としたのが「ちゃんとツッコむ人」。宮迫やノブ、藤本とのぶつかり合いになりそうだ。

競技中に出前を取れる。ちなみにシーズン3ではレイザーラモンRGが今昔庵のマスターに扮した。 シーズン2でバイきんぐ小峠が狂ったようにバットで叩いていたテディベア。

「誰がもっとも面白いか」を確かめる「ドキュメンタル」では、攻撃力はもとより防御力が鍵になる。笑ってしまい、レッドカードを出されればどんなに笑いを取っていても即退場。多くの芸人が自身を「ゲラ」と認める中で、唯一ディフェンスに自信を持っていたのがクロちゃんだった。あっけらかんと質問に答えていき、「アクセルホッパー(=永井佑一郎)さんが来たらヤバイ」と弱点を漏らす姿に戦慄が走る。

「ドキュメンタル」の鍵を握る小窓からの眺め。 冷蔵庫の中にはさまざまな食材や飲料が。 競技中には芸人たちが自ら調理することも可能。 タバコの吸い殻。 シーズン4で活躍したアイテム。 芸人持ち込みの小道具や衣装が置いてあるロッカールーム。洗面台やトイレも。 「ドキュメンタル」のセット。 「ドキュメンタル」のセット。

インタビューが終わり、会場のセッティングが完了すると、いよいよバトルがスタート。いざカメラが回りだしてしまうと、戦いが終わるまで我々取材班はもちろん、撮影スタッフもあの部屋には入れない。本当にこの10人だけで、笑いのみを目的に6時間過ごす。浮ついた場の空気を早く自分のものにしようとさっそく探り合いが始まった。平然とボケる芸人もいれば、もう笑ってしまいそうな芸人もいる。開始10分、いつ誰が脱落してもおかしくない。

勝者が誕生したとき、すっかり外は暗くなっていた。退場となった芸人たちも部屋へ戻り、「もっとも面白い」という称号と賞金1000万円を手にした1人を清々しく拍手で称える。出演者が退出したあと、お笑いナタリーは会場へ足を踏み入れる許可を得て、その荒れた現場を目の当たりにした。テーブルと床にはボケの残骸が散らばり、タバコの吸い殻にも戦いの余韻を感じる。冷蔵庫の中身は長いバトルの間に消費されて少ない。芸人たちがボケを仕込みに行くロッカールームや、笑ってしまったシーンを松本と共に確認するモニターがある一角、そして小窓や大きなテデイベアなど、これまでのシリーズで効果的に使われたセットや小道具もカメラに収めて取材を終えた。

「ドキュメンタル」のセット。 シーズン4で活躍したアイテム。

シーズン4では、過去シーズンに比べて会話による激しい攻防が繰り広げられている。とくに立ち上がり、気を抜けばすぐに相手に傾いてしまう笑いの流れをたぐり寄せようと、芸人たちは全方位に神経を張り巡らせていた。シーズン3から導入された「ゾンビタイム」も今回ならではの展開を見せる。お笑いファンには一秒たりとも見逃してほしくない。

「ドキュメンタル」のセット。 「ドキュメンタル」のセット。 「ドキュメンタル」のセット。 笑ったかどうか確認するためのモニターが設置されている一角。

出演者紹介

  • 雨上がり決死隊・宮迫
    雨上がり決死隊・宮迫
  • FUJIWARA藤本
    FUJIWARA藤本
  • ずん飯尾
    ずん飯尾
  • 野性爆弾くっきー
    野性爆弾くっきー
  • スピードワゴン井戸田
    スピードワゴン井戸田
  • 千鳥・大悟
    千鳥・大悟
  • 千鳥ノブ
    千鳥ノブ
  • 森三中・黒沢
    森三中・黒沢
  • ダイアン西澤
    ダイアン西澤
  • 安田大サーカス・クロちゃん
    安田大サーカス
    クロちゃん
Amazonオリジナル作品「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン4
シーズン4

出演者雨上がり決死隊・宮迫 / FUJIWARA藤本 / ずん飯尾 / 野性爆弾くっきー / スピードワゴン井戸田 / 千鳥・大悟 / 千鳥ノブ / 森三中・黒沢 / ダイアン西澤 / 安田大サーカス・クロちゃん

「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」とは
「ドキュメンタル」

「面白いとはなんなのか」を突き止めるべく、松本人志が仕掛ける実験場。招待状を受け取った10人の芸人が1つの部屋に集い、制限時間6時間で笑わせ合う。最後まで残った者には優勝賞金1000万円を贈呈。参加者の様子は松本人志が30台以上のモニターでチェックし、笑った者にはイエローカード、オレンジカード、即退場のレッドカードが出される。シーズン2からは敵を笑わせるごとに1ポイントを付与する「ポイント制」が導入され、2人以上で制限時間を迎えた場合はもっともポイントの高い参加者が勝者に。またシーズン3からは脱落した芸人が一時的に復活できる「ゾンビタイム」が登場。生き残っている参加者全員を笑わせることができた場合、ノーコンテストとなり参加費は返還される。

出演者シャンプーハットこいで / 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎 / バッドボーイズ清人 / 森三中・大島 / ロバート秋山 / とろサーモン久保田 / ニューロマンスおにぎり / スリムクラブ内間 / トレンディエンジェル斎藤 / 板東英二

パイロットシーズン
パイロットシーズン

出演者FUJIWARA藤本 / 宮川大輔 / ジミー大西 / ダイノジ大地 / 野性爆弾くっきー / 東京ダイナマイト・ハチミツ二郎 / とろサーモン久保田 / 天竺鼠・川原 / トレンディエンジェル斎藤 / マテンロウ・アントニー

シーズン1
シーズン1

出演者FUJIWARA藤本 / 宮川大輔 / ジミー大西 / バナナマン日村 / アンジャッシュ児嶋 / バイきんぐ小峠 / 森三中・大島 / ダイアン津田 / 平成ノブシコブシ吉村 / ジャングルポケット斉藤

シーズン2
シーズン2

出演者極楽とんぼ山本 / TKO木下 / ケンドーコバヤシ / 野性爆弾くっきー / フットボールアワー後藤 / サンドウィッチマン伊達 / ロバート秋山 / レイザーラモンRG / オードリー春日 / プラス・マイナス岩橋

シーズン3
シーズン3
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2017年12月28日更新