一昨日9月15日、東京・松竹芸能 新宿角座にて、
“ギャグできない、大喜利できない、モノマネできない”木本を真の芸人にするため、さまざまな特訓を行っているこのライブ。9月23日(月・祝)に行われる「キングオブコント2013」の決勝進出を果たしたTKOは、この日はまずコントからスタートした。オープニングトークでは、KOCファイナリストになってもなお続くこのライブに木本はうんざり。今回、このライブのオリジナルTシャツまで作ってきた木下は、そんな木本に「このライブがKOCの優勝につながる」と檄を飛ばした。
この日はレギュラー出演している
今回ライブでは、「キングオブコント決勝でのさまざまなリアクション」を練習することに。「はあ? それはそのときの気持ちでやるもんや」と主張し嫌がる木本に、小峠はふと、最近木本からもらったメールの話を披露。それは決勝進出が決まったTKOに小峠が送った渋いメールへの返信で、その内容を小峠は「まあまあダサイ返信」とバッサリ切り捨て、木下たちも「これを本番でされると危ない」と、さっそく練習に取りかかった。テーマは「優勝が決まった瞬間」「最後の戦いで負けた瞬間」「ネタ後のダウンタウンとのトーク」「暫定1位から外れるときのコメント」。「優勝が決まった瞬間」では、やはり「俺、お前とここで握手したかってん」とまたも“まあまあダサイ”セリフを吐いた木本に、「それ絶対本番で言うなよ!」と木下が笑いながらも厳重注意。「暫定1位から外れるときのコメント」でも、木本は若手芸人のようなボケを繰り出し、出演者全員「危ない!」「練習しといてよかった」と冷や汗をかいていた。
また「優勝後、嫁への報告電話」の練習もすることになり、サプライズで木本の嫁に電話をしたところ、出たのはなんと木下の母・木下定子。これは木下も知らないスタッフからのサプライズで、調子に乗った木本とノリノリの定子は、新婚夫婦のようなラブラブな会話を交わし、木下を困らせた。
最後は、KOC優勝にも欠かせない“(芸人として)持っているかどうか”の確認。どんな状況でも面白い方向に持っていける未知なる力“持っている”が備わっているか確かめるため、木本に試練のチャレンジが用意された。まずは目の前に野球ボール、ピンポン玉、卵を置いて「どれか1つが卵です」というムチャぶり。続けて、3つのポットのうち1つに熱湯が入っているというフリをされたが、1つのポットには明らかに「熱湯」というシールが貼ってあるという茶番を全力でこなした。そして、最後は3つのトマトジュースのうち1つがタバスコ入りというチャレンジで、ここにきていよいよ本気の勝負。これには自他共に“持っている”活躍を見せている小峠と鈴木も参戦し、木下、ピーマンズスタンダード、観客も正解がわからない状態で、果たして木本がタバスコ入りトマトジュースを選ぶことができるのかを見守った。結果、タバスコ入りを選んで、ナイスなリアクションをしたのは小峠。木下は「これを糧にもっと頑張ろう」と木本に声をかけ、「また2カ月後お会いしましょう」と締めくくった。次回ライブは決まり次第、新宿角座オフィシャルサイトで発表。KOCでの木本のリアクションもお見逃しなく。
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