オリラジ講義、ブレイクの秘訣やコンビ間の気遣い伝授

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本日8月11日、東京・吉本興業本社にて「よしもと1DAYアカデミー2013『オリエンタルラジオ特別講義』」が行われた。

「よしもと1DAYアカデミー2013『オリエンタルラジオ特別講義』」に登場したオリエンタルラジオ。

「よしもと1DAYアカデミー2013『オリエンタルラジオ特別講義』」に登場したオリエンタルラジオ。

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「よしもと1DAYアカデミー」は、吉本興業の芸人・タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」とスタッフ・クリエイター養成所「よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)」によるセミナーの一環。よしもと芸人が回替りで特別講師を務め、2校の在校生や1DAYアカデミー受講生に講義を展開している。

ロシアンモンキー川口が進行する中、オリラジはNSCに入学した経緯から在学中の心構え、「武勇伝」誕生秘話、若手時代のブレイクと仕事の減少、そして再ブレイクに至るまでの経歴を、ときに笑いを交えながら熱弁。NSC入学前に中田がネタを100本作っていたエピソードや、「あっちゃんは徹底していた。ずっと1人だった」(藤森)、「同期と仲良くなる意味はないと思っていた」(中田)といった2人の話に、受講生達は真剣に耳を傾けた。

「武勇伝」については、中田が「苦肉の策。偶然です」と振り返りながらも、このネタの裏付けとなった戦略を公開。NSC在学中に売れ始めたことについて、藤森は「天狗でした。これだけはマネしてほしくない」と率直に明かし、中田は「周りの言うことを聞くしかなかった。忙しくてストレスが溜まった」と当時の心境を告白した。仕事が激減したと言われる時期については、中田が「パラシュート現象」と名付けて理論を展開。藤森も「意外とゆっくり降りるので、まわりの景色が見えてくる。初めて相手の立場になって物事を考えられるようになった」と客観的に語った。

講義の後半で2人は受講生からの質問に回答。「自分のキャラクターに気づいたきっかけは?」という問いには、中田が藤森のチャラ男キャラを引き合いに出して「相方がコミュニケーションを取って人の輪に入って行くと、評価が浸透していった。芸能界は小さな村。加速度的に周りに見つけてもらった。常に自分を発信すること」と分析し、藤森も「タモリさんに『いちいち受け答えが軽薄だ』と言われて、放送中に言ってくれたのもある」と述べた。

コンビでの関係性についても「言い方には相当気をつけている」(中田)、「仲がいいと仕事のパフォーマンスがうまくいく。一番ケアしなきゃいけない相手」(藤森)とお互いを気遣う2人。最後に藤森は「後輩と仕事をする機会もたくさんある。今後一緒にお仕事できたら」と受講生達にエールを送り、中田は「後輩に1人も出てきてほしくないのが本当のところ。クラブチームでポジションを争う気持ち」と厳しい口調ながらも「……こうして調子こいて、何年後かに番組で笑われるかと思うと眠れない。共演するときはお手柔らかに」とまとめた。

今後「よしもと1DAYアカデミー」では、9月8日にピース、10月20日にハリセンボンと渡辺直美が特別講師を務める。詳細は特設サイトでご確認を。

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