「ウケることに快感」ハリセンボン&渡辺直美が女芸人講座

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昨日10月20日、東京・吉本興業本社にて「よしもと1DAYアカデミー2013『ハリセンボン渡辺直美特別講義』」が行われた。

「よしもと1DAYアカデミー2013『ハリセンボン・渡辺直美特別講義』」を開催したハリセンボンと渡辺直美。

「よしもと1DAYアカデミー2013『ハリセンボン・渡辺直美特別講義』」を開催したハリセンボンと渡辺直美。

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吉本興業の芸人・タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」とスタッフ・クリエイター養成所「よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)」によるセミナーの一環として実施中の「よしもと1DAYアカデミー」。これまで平成ノブシコブシ、オリエンタルラジオ、ピースが特別講師を務めており、4回目となる今回はハリセンボンと渡辺直美が女性芸人講師として講座を繰り広げた。

講座では、2組がNSCに入学したきっかけや、駆け出しの頃のエピソードを、MCのロシアンモンキー川口が興味津々に尋ねていく。はるかは「明るくなれるんじゃないかと思って、リハビリ感覚」でNSCに通っていたと笑わせ、直美は「漫才のツッコミ志望だった」と意外な過去を明かした。

話題が先輩芸人との付き合いについて及ぶと、ハリセンボンは先輩のライブの手伝いなどがチャンスにつながっていると生徒たちにアドバイス。直美も「ロシアンモンキーさんはじめ、先輩と仕事するのが一番の勉強」「ハリセンボンさんには一番お世話になった」などと話したが、「媚び売るの下手やね!」(川口)、「何しに来たの!?」(春菜)とツッコミを入れられ、真剣に講義を聴く生徒からも笑いがこぼれた。さらに直美は、自身最大の転機が「いいとも少女隊」だったと語る。「毎日タモリさんや一線で戦っている芸能人の方々とテレビに出られるっていうのは大きかった」と感慨深げに話した。

3人は今までで一番辛かった仕事の例に、「ハブで歯ブラシ」「1週間で10キロ太る」など豪快な企画を挙げたが、「楽しい仕事はいっぱいある」(春菜)、「何もかも楽しい」(直美)と語る。そのほか「男芸人と違って女芸人は面白くてもモテない」「(モテないのにお笑いをやるのは)ウケることに快感を感じてしまったから。自分のコンプレックスをさらけ出して明るく生きていける」「才能も含めて愛してくれる男性が理想」など、女芸人ならではのトークを展開。「NSCで付き合うと女のほうがダメになるんですよ!」と悪態をついた春菜に至っては、“ビジネスキス”としてリットン調査団・水野が初キスの相手だったことなども告白して驚かせた。

2組は最後に生徒たちへメッセージ。「やりたい、好きっていう気持ちを大事に」(春菜)、「みなさんの目が輝いていて、逆に勉強になりました。10年20年後もその輝きを忘れずに」(直美)という言葉が送られ、講座は終了となった。

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