昨日2月12日、東京・渋谷公会堂、大阪・NHKホール大阪にて「NSC大ライブ2013 ~史上最多1000人の芸人が本日誕生!?」が開催された。
お笑い芸人を目指して吉本興業の芸人養成所に昨年2012年入学したのは東京校607名、大阪校500名の計1107名。この中から初志貫徹で1年間勉強を続けた東京校18期生の183組339名、大阪校35期生の168組275名、計614名がこの日、首席卒業と優勝特典を賭けた学生生活最後のネタ大会を繰り広げた。
東京は3ブロックにわかれた予選MCをポテト少年団・菊地、タケト、ロシアンモンキー川口が務め、「芽の出そうな奴はなんとかしないと」「すごい奴いましたね」など、自身も楽しみながら観客とトーク。ブロックの合間には15期生のデニス、10期生のトレンディエンジェルらがプロのネタを見せ会場を沸かせた。20組が進出した決勝には、男2人のコンビ以外には、男のトリオが2組、女2人のコンビが4組、女のトリオが1組が登場。12組が漫才、8組がコントを熱演した。
決勝の司会は
決勝は予選通過点の低い順から、まずは女コンビのわきまえるが、昔話を題材にしたシュールなコントを披露。さらに、漫才で女コンビ2組が続いた。最後は、予選を1位で通過したクランキーコンドルによるプロ顔負けのコント「農業高校の休み時間」。そしてこの中から、予選で同窓会コント、決勝でファミレスコントを披露した感動ピストが見事優勝を勝ち取った。
2人は「いやもう、ほんとにみなさんに笑っていただいて嬉しいな」って」(実方)、「本当に嬉しくて、涙が出てこないくらい嬉しい」(森川)とコメント。優勝特典として「4月の予定が全部埋まってるスケジュール帳」をもらうと、ロバートも「僕と博はこれよりガラガラですよ」(馬場)、「俺全然こんなに入ってないよ」(山本)と羨ましそうにしていた。会見では秋山から「4月のうちにいろんな人に覚えてもらって、5月につなげて」とアドバイス。感動ピストの2人も「いいスタートラインに立てて嬉しい」と喜びをあらわにした。
一方、大阪では、関西大学文学部4年生の女ピン芸人・
矢野は「女性のピン芸人が首席になって貴重な存在だと思う」とコメント。兵動も「今日はR-1の決勝ですが、何年後かのR-1には出るような逸材になると思う」と期待を寄せた。
卒業生は今後、東西それぞれで行っているランキングシステムのライブ「彩~irodori~East・煌~kirameki~West」の出演を目指してオーディションなどに挑戦。また賞レースなどにも出演する。この中からお笑い界のスターが誕生するのを期待して待とう。
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