女性アスリートの活躍が目覚ましい昨今のスポーツ界。そんなアスリートたちに憧れ、世界を目指したいと未来への大きな夢をもつ子供たちがいる。同番組では、ともに3人の子供を持つモモコと山口が、夢を追い続ける子供たちが直面する現実と厳しい決断を、リポーターが密着取材をしながら紹介していく。
山口は「それぞれのスポーツに励む子供たちの置かれている環境が、いかに厳しいかを痛感しました。大好きで夢を持ってやっているという子供たちの気持ちとは裏腹に、厳しい環境があるという現実を目の当たりにして、もっとなんとかならないかなと率直に思いました」とコメント。モモコは「子供が夢を持って大人のように練習しているのに、お金がないために、また、環境が整っていないために続けることが難しいということが、よく伝わってきました。でも、あの年齢で、しっかりと夢を持って、それを職業にするという意識を持っている子供がいるということを知って、日本の未来は明るいなと感じました」と語った。
リポーターは
ハイヒール・モモコ、山口智充インタビュー
――番組の中で印象に残ったシーンは?
山口:それぞれの環境がありましたが、子供の夢を実現させてあげたいという家族のあり方が刺激になりました。もし自分の子供がこう言い出したらどうしようとか、どれぐらいサポートできるのか、戦わなきゃいけないこともたくさんあるだろうと、自分に置き換えて見ていたので、それぞれの家族と子供の向き合い方が印象的でしたね。また、子供たちのがんばりが、僕自身、いい刺激になりました。
モモコ:親目線で見ていたのですが、うちの子供がサッカーを始めたときに、お茶当番が(自分には)無理でやめさせたり、ゴルフをやりたいと言ったときも、送り迎えができないという親の都合でやらせることができなかった。あのとき、話し合って、とりあえずやってみて、向いていたら、やらせてあげたかったなと自分が反省しています。娘も、浅田真央ちゃんみたいにスケートをやりたいと言ったことがありますが、「無理無理! リンクを貸し切らんとあかんねんで!」と言って、やめてもらった。でも、ホンマに向いているかを見てもよかったかなと思います。
山口:全部が恵まれていたらできるかというものではなく、ハングリーさゆえの部分もあるだろうと思う。お金と子供の努力や気持ちのバランスが、それぞれの家庭によって違うからこそ、いろんな選手が出てくるのかなと思いますね。
モモコ:ゴルフも、お金持ちでいろいろできたから上手くなった選手もいれば、横峯さくらさんのように、お金がなくても、自分のモチベーションをあげて上手くなったひともいるしね。それと、スポーツやってる子たちは、あんなに小さいのに親に感謝しているのも印象的でした。
山口:自分が大人になったときに、もっと感謝するでしょうね。自分が親になったときに、親がやってくれたことが、またわかると思うから。
――メッセンジャーあいはら、テンダラー浜本、椿鬼奴のリポートぶりについては?
山口:みんな、ロケの後もお付き合いがあると話していましたが、子供たちのあんな真剣な姿を見れば、ずっと応援したいと思うのは自然なことだと思う。いろんな話を聞けたのも、お父さんたちや子供たちの信頼を得たからこそ。あれだけ真剣な現場では、茶化すような気持ちでは心を開いてくれないと思う。3人の真剣な気持ちが伝わったからこそ、家族も心を開いてくれたと思いますね。お笑いの世界で仕事をしている人たちはいろんなことを経験しているから、がんばっている子供や乗り越えようとしている子供の姿には刺激を受けたと思う。なにより、子供たちの熱い気持ちが、自然と彼らを真剣にさせたと思います。
モモコ:結婚をする気のない浜本と鬼奴も、今回で子供に興味を持ったと話していましたね。私も、スノーボードの成田兄弟や、ボクシングの亀田兄弟を小さい頃から見ていたから、出てきたときは嬉しかった。今回の子供たちも、そうなるといいな。ずっと見守れたらと思います。
山口:そうなったら、この番組のことを言ってほしいですね(笑)。
ABCこども未来プロジェクト「夢への決断」
ABC 2012年12月8日(土) 16:00 ~ 17:25
MC:ハイヒール・モモコ / 山口智充
リポーター:メッセンジャーあいはら / テンダラー浜本 / 椿鬼奴
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