立川笑二が「渋谷らくご創作大賞」受賞 角田光代「引き込まれた。小説を読んでいるかのような展開」

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「しゃべっちゃいなよ2025」の決勝戦が12月13日に東京・ユーロライブで行われ、立川笑二が「渋谷らくご創作大賞2025」に輝いた。

「渋谷らくご創作大賞2025」に輝いた立川笑二

「渋谷らくご創作大賞2025」に輝いた立川笑二

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これは、隔月で定期開催されている新作落語ネタおろし会「林家彦いちプレゼンツ 創作らくごネタおろし会 しゃべっちゃいなよ」で披露された中から年間の最優秀作品を選出するもの。柳家花ごめ「キューピット牧場」、三遊亭青森「ウミガメのスープ」、立川笑二「帰りたいおじさん」、桂伸べえ「元カノは手ぬぐい」、柳家花いち「黄金比」、柳亭信楽「にぎり寿司」の6席がエントリーされ、柳亭信楽はスケジュールの都合により休演となり5作品の中から大賞が選ばれた。

立川笑二を囲む出演者たち

立川笑二を囲む出演者たち [高画質で見る]

立川笑二は「5回出場しており、過去4回は『あやか』という登場人物がいたが、今回は出番がなかった。来年はあやかの出演作で連覇したい」と次回にも意欲。審査員を務めた作家の角田光代は「とても引き込まれた。小説を読んでいるかのような展開。落語の演目の中に沖縄の“方言”という武器を使ってとても面白かった」、同じく作家の長嶋有「バランスがいい、のに中身が変。残りの4名はとても個性的で、ある部分においてはずば抜けている、驚くような作品が多かったが、笑二さんは総合的に評価され今回の受賞となった」とコメントした。

トロフィーを受け取る立川笑二

トロフィーを受け取る立川笑二 [高画質で見る]

「しゃべっちゃいなよ」創作大賞 歴代受賞者

2015年 立川志ら乃「そばーん」、玉川太福 / 玉川みね子「地べたの二人 おかず交換」
2016年 三遊亭粋歌(現:弁財亭和泉)「プロフェッショナル」
2017年 古今亭駒次(現:古今亭駒治)「10時打ち」
2018年 笑福亭羽光「ペラペラ王国」
2019年 立川談吉「生モノ干物」
2020年 春風亭昇々「安心教」
2021年 立川吉笑「床女坊」
2022年 桂伸べえ「広末写真集」
2023年 柳亭信楽「腰痛」
2024年 立川談吉「ゲル状のもの」
2025年 立川笑二「帰りたいおじさん」

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写真提供:渋谷らくご

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