10月5日(金)放送の「探偵!ナイトスクープ」(ABC)に
たけしは、10月6日公開の自身が監督する映画「アウトレイジ ビヨンド」のPRのため、同番組に2度目の登場。大物の来阪に客席は大いにどよめいた。収録後の会見で、たけしは「長く続いてる番組でしょ。よくこれだけネタがあるもんだ。考えようによったら、よくこんなつまんないネタで、時間をちゃんと持たせたなっていうものもある。今日の“冷やし中華の食べ方”なんて、中華屋の親父が一番よかった。この番組は素人をどうやっていじるかが芸人の腕。ハマるとすごいけど、無理してないと思う。東京は地元意識がないよ。いろんな地方から人が来てるから、共通のお笑いの幅が狭い。こうやって出てくれる人も、ここまでひたむきにやってくれないよ」とコメント。映画にも出演している局長の西田敏行は「VTRを見ているときに、隣から笑い声がよく聞こえてたから、楽しんでくれたと思います。大阪はアポイントなしに夜中に人の家に行っても歓迎してくれる文化がありますからね」と言いつつ、「たけしさんは上岡龍太郎さんが局長をしていた頃から、この番組がお好きだったらしい。もしかして、たけしさんが(上岡さんの後を継いで)局長をするのかなと思ったこともありました。今日はよく笑い声が聞こえて、本当によかった。楽しんでもらえました」と安堵した様子だった。
今回、たけしの映画「アウトレイジ ビヨンド」への出演を果たした西田は「前作の『アウトレイジ』を見て、たけしさんが監督する映画に出たいと思って、東京の番組で直訴したら『考えとく』って言ってくれてたんです」と告白。実際、前回のナイトスクープ出演時にも、「たけしさんの映画に出して」と自ら再三オファーしていた。西田にとって、初のR指定映画となるが「ハクがつくかな」とニコニコ顔。たけしも「今回、西田さんに出てもらったけど、他の役者も主役級の人ばかり。でも、みんなワルだからね」としっかり映画をアピールした。「次また作るなら『アウトレイジ 維新の会』なんていうのも面白いんじゃない。橋下さんがヤクザ組織をみんな敵に回して闘うとかね」と、またまた映画にからめてジョークも。西田もすかさず「じゃ、そのときは知事役で出して」とまたまた出演オファーをし、息ぴったりのところを見せた。
番組ではオープニングでたけしが、西田局長から「今日の顧問は人間の五感を刺激させる監督、世界のビートたけし!」と紹介されると、「顧問の岡部まりです」と最高のボケ。オープニングの拍手も一段と熱が入り、たけしの挨拶も半分かき消されるぐらいだった。また、探偵の松村邦洋が映画をネタにたけしのモノマネをすると、「お前、顔のゆがめ方が逆だって、いつも言ってんだろ!」とツッコミも。終始リラックスした様子で、報告VTRの感想も気楽にコメント。エンディングでは「今日は芸人の腕が試される内容だった」と大いに楽しんでいた。放送地域の人は絶対に見逃さないように。
探偵!ナイトスクープ
ABC 2012年10月17日(金) 23:17 ~ 24:12
<出演者>
西田敏行 ほか ゲスト:ビートたけし
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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この回のネット民の評価はさんざんなんだが、たけしの言う「中華屋のオヤジが面白かった」は同感。
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