「タイツ切れません！」Bコース・ハブの写真展開幕

昨日6月12日、東京・下北沢HIBOU HIBOUにて、Bコース・ハブのタイツアート作品を集めた写真展「ハブ展」がスタート。これを記念して開幕式典が行われた。

司会は同展のデザインを担当したノンスモーキン菊池と相方の中尾が担当。同展の写真を撮った河村正和カメラマンと正装したハブが出席した。ハブは「見てくれというか、感じろというか」と今回の作品についてコメント。河村カメラマンは「見てもらったらわかるように、ハブさんの体からパワーが出てるので、それをなんとか残したい」と、その思いを語った。またハブは「河村先生も、これほど裸を撮ってる人はいないんじゃないかと」と河村カメラマンに感謝しつつ、「脱いじゃうんですよね。脱ぐつもりじゃないのに」と照れた。

そしていよいよ、タイツアートということでテープカットならぬタイツカットへ。紅白のタイツを前にハサミを構えたハブはしばらくタイツを見つめたかと思うと、手が震え出し「切れません！」と一言。慌てたノンスモの2人は「ハブさん切ってくれないと始まりませんよ！」とせかすと、ハブは「ちょっと待ってください。呼吸を整えます」と一旦深呼吸した。改めてハブが「タイツカットにてハブ展はじめさせていただこうと思います」と宣言し、タイツにハサミを入れようとすると、やはり「できません！」と涙目に。「白ならできるかも」と白いタイツにハサミをいれようとするもやはりできず、中尾も「なんなんだ！」とさじを投げた。最終的にはタグカットでハブ展がスタート。雨の中開場を待ちわびた数名の来場客が入場した。

その後行われた囲み会見では、「6、7年前になりますかね。有明スタジオで『プリプリプリンス』という番組をやっていたときに、サブミッションズの前田くんがまだいた頃、週刊少年ジャンプに掲載されていた『変態仮面』からヒントを得て」とそのきっかけを語ったハブ。撮影のこだわりについて聞かれると「外で脱いで警察に捕まらないようにする」と明かした。「ポップなものを作る」というコンセプトで進められたという今回の展示だけに、デザイン担当の菊池は「素材を活かせるように。サラダを作る感覚で」とコメント。中尾は「司会に選ばれて光栄です。ありがとうございました！ 作品も素晴らしいなと思いました」と感想を述べた。また、現在問題になっている生活保護給付金の質問が飛び出すと、「その質問はちょっと事務所から」と口を濁したハブ。スタッフも「ハブ展に関する質問以外はお断りです」と止め、会見が終了した。

会場では壁一面に写真が飾られているほか、ハブアートの限定グッズも発売。「ハブ展を1000倍楽しむパンフレット」は10円となっており、投票券付き。この投票券は「ハブ展総選挙」のためのものとなっており、投票によって展示作品の中の1位が選ばれる。23日（土）にはイベント「ハブアートのすべて」も開催されるので、ぜひ足を運んでみよう。

ハブアートのすべて

日時：6月23日（土） 14:45開場 15:00開演
会場：下北沢HIBOU HIBOU
料金：前売1000円 当日1500円
出演者：Bコース・ハブ / ノンスモーキン