田上よしえ「バケツ持って泣きそうになった」“同窓会”のようなオンバト収録味わう

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本日3月23日(土)深夜、「爆笑オンエアバトル20年SP~平成最後の年に一夜限りの大復活!~」(NHK総合)が放送される。

田上よしえ

田上よしえ

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トークパートに出演する(前列左から)はなわ、ダンディ坂野、アンジャッシュ、タカアンドトシ、テツandトモ、ますだおかだ。(後列左から)北陽、ドランクドラゴン、東京03、おぎやはぎ。

トークパートに出演する(前列左から)はなわ、ダンディ坂野、アンジャッシュ、タカアンドトシ、テツandトモ、ますだおかだ。(後列左から)北陽、ドランクドラゴン、東京03、おぎやはぎ。[拡大]

「爆笑オンエアバトル」は1999年3月にスタートし、「オンバト+」へのリニューアルを経て2014年3月まで続いたネタ番組。10組の芸人がネタを披露し、一般審査員が「面白い」と評価した上位5組だけがオンエアされる“もっともシビアなお笑い番組”として人気を集めた。遠慮のないコメントが書かれたジャッジペーパーやオフエアとなった芸人の敗者コメント、審査員が転がしたボールの合計重量を「キロバトル」という単位で表現する独自な計測方法でも知られ、アンジャッシュ、ハリガネロック、ルート33、タカアンドトシといった面々が歴代チャンピオンに名を連ねている。

一夜限りの復活を遂げる今回は「懐かしトークコーナー」と「爆笑オンエアバトル2019」の2部構成で、第1部はますだおかだおぎやはぎテツandトモら初期「オンバト」常連芸人たちがオンエアされた過去のネタを鑑賞しながらトークを展開する。第2部は、オーディションで選ばれたかが屋空気階段ヒコロヒーネイビーズアフロ宮下草薙、キャメロン、ザ・マミィ東京ホテイソンファイヤーサンダーヤーレンズの10組が出場し、一度でもオンエアされたことのある先輩「オンバト」芸人100名がジャッジ。元号泣の島田秀平と底ぬけAIR-LINEとして活動していた古坂大魔王のインタビューVTRも紹介される。なおレギュラー放送時に番組制作を務めていた岡澤正樹氏がチーフプロデューサーを担当。ユウキロック、大輪教授こと大輪貴史氏、元アメデオ、元エレファントジョンの森枝天平氏といったゆかりのある過去の演者も裏方として携わった。

お笑いナタリーでは先日行われた「爆笑オンエアバトル2019」の収録を取材。初めて審査する側に回った「オンバト」芸人数名に収録の感想を聞いた。「ボールを流す夢が叶った!」と喜ぶ田上よしえは、かつて「オンバト」でしのぎを削ったメンバーとの再会を「同窓会ですよね。私の世代の芸人なんて、ほとんどが売れてるか辞めてるか死んでるかのどれか。それ以外のなんとか生き長らえている人がいっぱいいて、すごい楽しかったです(笑)」とにっこり。「ずっと心がざわざわしてました。スタジオに入る瞬間からフラッシュバックがすごくて、気持ち悪くなっちゃって」と複雑な心境にもなったが、「(キロバトル計量用の)バケツを持たせてもらったんですが、『あーこれくらい(の重さ)だったな!』って泣きそうになりました」と久しぶりの「オンバト」の空気を味わった様子だった。

ラバーガール

ラバーガール[拡大]

ラバーガールは「音楽もセットも昔のままだった。コンビ名を言われてから板つくまでの暗転が長いんだよね」と回想。大水は後輩たちのバトルを「僕らが出ていた頃より全体のレベルが高かった」と評し、飛永も「気持ち的には全組入れたいくらいみんな面白かった」と心苦しそう。ボールを転がすという初の体験については「テンション上がったね。新鮮な感覚でした」と感想を述べ、「(ボールを)隣の人に入れているのがバレないようにしました(笑)」と審査員気分に浸る。

左からエレキコミック、ウエストランド。

左からエレキコミック、ウエストランド。[拡大]

エレキコミックやついは「収録が進むにつれだんだん疲れちゃって、なんか笑えなくなってきて。それに対して僕は素直に(ボールを)入れなかった」と気持ちのままに審査したことを告白する。「だから前半はガンガン入れて、後半全然入れなかったです! 最後の10組目は入れてなかったって気づいて入れました!」と冗談めかしつつ、「昔は審査結果に一喜一憂していたんですけど、面白い面白くないじゃないんだな、疲れたんだなっていうことがわかりました」と発見があったことを語ってくれた。そんなやついに「面白い面白くないもあると思うよ?(笑)」とやんわりツッコミを入れる今立は、「集まっているマネージャー陣も懐かしい(笑)。イヌニャー3人が揃っているのは貴重でしたね」とスタジオ周辺で雑談する関係者たちを見渡した。

「オンバト+」時代に出演していたウエストランドは審査する芸人の中では比較的芸歴が浅い。2人は「今日来てみたらおじさんしかいなくてびっくり。学生のときに観ていた人たちと一緒に審査してましたから」と不思議な感覚に陥ったという。また、井口は高得点を獲得する芸人が多かったことに「今回は芸人審査。オーバー500でも浮かれるな、と言いたい」と語気を強める。一方河本は「ボールが残ると入れていないことがバレるんじゃないかと思って全部転がしました(笑)」とほぼ審査を放棄していたことを明かして井口に「こういう奴がいるから芸人審査はダメなんだよ!」と注意された。

果たしてどのコンビがオンエアを勝ち取るのか。若手10組のネタはもちろんかつてのオンバト芸人たちが審査員席にずらっと並ぶ壮観な景色を、思い出話に花が咲くトークパートと併せて楽しもう。

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爆笑オンエアバトル20年SP~平成最後の年に一夜限りの大復活!~

NHK総合 2019年3月23日(土)24:30~26:00
<出演者>
MC:タカアンドトシ
語り:陣内智則

「懐かしトークコーナー」出演者

アンジャッシュ / おぎやはぎ / ダンディ坂野 / テツandトモ / 東京03 / ドランクドラゴン / はなわ / 北陽 / ますだおかだ

「爆笑オンエアバトル2019」出演者

野村浩二(江戸むらさき) / 磁石 / ななめ45°岡安、下池 / イマニヤスヒサ(元ビーム) / 飯田寛(元サービスパンダ) / パペットマペット / せとたけお(元ツィンテル) / 大野泰広(元ハレルヤ) / マギー審司 / とにかく明るい安村 / イシバシハザマ / 井上マー / アイパー滝沢(元えんにち) / オオカミ少年 / グランジ / だいたひかる / チーモンチョーチュウ菊地 / 天狗 / タケト(元Bコース) / ペナルティ・ワッキー / ゆったり感 / ラフ・コントロール / キャン×キャン / シャカ大熊 / 今泉稔(元18KIN) / リニア(元S×L) / イワイガワ / オテンキ / スパローズ / ザ・ギース / インスタントジョンソン / 火災報知器 / スマイリーキクチ / マシンガンズ / トミドコロ / ロケット団 / どきどきキャンプ / Hi-Hi / はなわ / ビックスモールン / エルシャラカーニ / 三拍子 / ダンディ坂野 / 飛石連休 / アメリカザリガニ / うしろシティ / オジンオズボーン / チョップリン / たいがー・りー(元イヌがニャーと泣いた日) / 山内千代文(元イヌがニャーと泣いた日) / 宿野部隆之(元イヌがニャーと泣いた日) / ウメ / ウエストランド / エレキコミック / ユリオカ超特Q / カンカラ / パックンマックン・マックン / 鬼ヶ島 / キズナ武田(元ザンゼンジ) / 三福エンターテイメント(元ザンゼンジ) / 田上よしえ / ドランクドラゴン鈴木 / 早出明弘(元ニッケルバック) / ラバーガール

出場者:かが屋 / キャメロン / 空気階段 / ザ・マミィ / 東京ホテイソン / ネイビーズアフロ / ヒコロヒー / ファイヤーサンダー / 宮下草薙 / ヤーレンズ

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※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。

読者の反応

ちゃんもも◎(大桃子サンライズ)/バンもん!🌞☯️🌹 @chanmomochan10

はーい!はじまりますよー!!
#オンバト

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