富士山とコラボ、ハブが語る「ハブ展」タイツアートの可能性

7月1日（月）から7日（日）まで、東京・下北沢GALLERY HIBOU HIBOUにて、ハブによるタイツアート個展第2弾「ハブ展2」が開催される。ハブが今回のテーマについて語った。

ハブの柔軟な身体能力と独自の発想で生み出される唯一無二の芸・タイツアート。昨年2012年に初開催にして好評得て、今回も開催の運びとなった。今回のテーマは「再生」と語るハブ。Bコースが解散しピン芸人となったハブにとって、再出発ということかと問うと「特に意味はない」との答えが。しかしデザインを手掛けるノンスモーキン菊池にもしきりに「再生」と訴えていた。

また、前回爽やかな青空が広がる海、白バックのスタジオで多く撮影されたが、今回の撮影場所は「山と湖」。さらに世界文化遺産登録確実となっている富士山とのコラボも。ハブのタイツアートを撮り続けている河村正和カメラマンは、「去年スタジオ撮影では、作品それぞれの影にこだわりました。今回はこだわらずに素材を十分に活かしつつ、良さを引き出されば。去年に負けない作品にしたい」と、語った。

昨年も100近い作品を生み出したハブだが、それ以降も週に3作のペースで新作を制作。この1年で100以上の新作が誕生している。作品のヒントは「なんでも」というハブ。「手羽先、カニの爪という“そのもの”だけじゃなく、ある“状態”や、何かの“一部”もすべて作品になる。無限なんです」という。新作はすぐに作家に見せ何に見えるかチェック。しかし時には「わかんないっすね」と言われることもあるそうだ。

前回の個展では、連続写真を使ったスライドショーやグッズも展開。今回もタイツアートを使った新たな試みを予定している。詳細は今後随時発表。

ハブ展2

日時：2013年7月1日（月） ～ 7日（日） 14:00 ～ 20:00（予定）
会場：東京・下北沢GALLERY HIBOU HIBOU