本日9月8日、東京・下北沢GALLERY HIBOU HIBOUにて、ハブのタイツアート展「ハブ展3」がスタート。これを記念してオープニングセレモニーが開催された。
今年2014年で3回目となったハブ展には、この1年ハブと河村正和カメラマンが撮り続けてきた作品がズラリ。自然との融合を目指したアート作品はもちろんのこと、今回はそれらに加えて工場地帯や都会の象徴的な場所で撮影されたアンチテーゼ的な作品も。また有名人の形態模写をタイツで表現したポップな新シリーズもお目見え。そのほか「寒冷前線」「魏・呉・蜀の国境線」「両方下半身」など、ハブにしかできないタイツアート作品が所狭しと並んでいる。
セレモニーのMCを務めたのは
ロケは、北九州、千葉、神奈川など広範囲に及んだそうで、中にはタイツのみの薄着のハブが傷を作りながら挑んだ壮大な作品も。また、「夜中の工場地帯を河村さんと2人でロケ地を探してウロウロしてたら、ほんとにおじさん2人のゲイカップルがデートスポット探してるみたいで(笑)」と笑いを交えたエピソードも披露された。
そしていざ、毎年恒例となっているテープカットならぬタイツカットへ。しかし、「開幕します!」という元気な声とは裏腹に、顔を苦しそうにゆがめ何度もハサミを落としてしまうハブ。過去2回は、タイツへの愛情からタイツを切れなかったハブだが、今年は「切らないと開幕できない」と気合いを込めてハサミを入れた。それでも少し切れただけで耐え切れなくなったハブは、「タイツ切れません!」「すいません、タイトゥ切れまてん……」「ターイツいまてーん!」と絶叫。ノンスモーキンから「それだけタイツに愛着があるということで開幕しましょう」と声を掛けられ、今年もタイツを切ることなく開幕に至った。
質疑応答では「一番苦労した作品は?」という質問に、「ライブで披露したときの写真があるんですが、それが大変でした。浅草でやった『外国人の皆さんいらっしゃーい! おもてなしライブ2013~ハブ、世界進出への道~』では英語で説明したり。いろいろ苦労しました」と回答。仕上がりについては「どれも会心の出来」と太鼓判を押した。
ノンスモーキン菊池は、ある写真に写り込んでいる下半身の一部を模したタイツ作品を見て、「これは……アウトじゃないですか?」と心配するも、ハブは「アートということです。タイツ100%ですから大丈夫です」と自信。相方の中尾は「LAUGH SPORTS FES 2014 in CHIBA~よしもと若手“ほぼほぼ”オールスターズ大運動会~」の写真を見て、「今までにないプライベート感がある。タイツで表情は見えないけど楽しそう」と感想を語った。
今後については「もうハブ展4は始まってます」(ハブ)、「外国の方が喜ぶ日本的なものも撮りたいし、外国でも撮りたい」(河村)と語り、すでに海外を見据えていることを示唆。最後にハブが「タイツは捨てないでください。使い道はいくらでもあります。みなさんが思ってる以上に使えます。捨てないでください」と強くメッセージを送った。
会場では、缶バッジ、ハガキなどのグッズ販売、ハブアートのドキュメンタリー映像も。期間は15日(月・祝)までとなっており、作品は随時追加展示されるとのことなので、ぜひ足を運んでみよう。
ハブ展3
日時:2014年9月8日(月) ~ 15日(月・祝) 14:00 ~ 20:00(予定)
会場:東京・下北沢GALLERY HIBOU HIBOU
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ペリカン野郎a.k.a.とよ @derolian
"@owarai_natalie: 「ターイツいまてーん!」ハブのアート展開幕 http://t.co/Fz6dbZYBoq"ですよ。さんかと思ったら違った。