この日はスギちゃんが自身のブログでネタライブの告知をし、それを見た100人を超えるファンが会場に集結。ゲリラ的な呼びかけからライブ開始まで約3時間しかなかったにもかかわらず、ほぼ座席が埋まる人気ぶりで、スギちゃんへの関心度の高さが浮き彫りになった。
収録では、「イエーイ!」の第一声で登場したスギちゃん。「うれしいぜぇ。生スギちゃん、いいだろぉ? うしろの文字は自分で書いたんだぜぇ。カッコいいだろぉ? モップの先っちょで書いたんだぜぇ」などと語りつつ、さっそくテレビでもおなじみのワイルドネタを次々に展開した。
ネタの途中でノドがつまり、舞台袖まで水をとりに行った際、「あ、すいません…」と律儀な素の声がマイクを通して場内に流れてしまい、会場が沸く一幕も。あわてて「吹きかけてやったぜぇ」と言い放ちながらステージに戻ると、より一層大きな拍手が送られた。ネタの合間には、高校球児時代のスギちゃんの映像などをモニタで上映。ローカル番組に出演して女性アナウンサーを翻弄する高校生スギちゃんのシーンが流れると、そのあどけない表情からは想像もできないワイルドな言動に場内は爆笑に次ぐ爆笑だった。
自身のネタを「まだいけるぜぇBOX」と「ボツだぜぇBOX」に仕分けする「ワイルド仕分け」のコーナーでは、観客の反応を見ながら1つ1つのネタを次から次へと仕分け。このほか、子供時代のワイルドぶりを写真で解説する「思い出ワイルド」や、「ドミノのまわりでコサックダンス」といったワイルドな行動が書かれた「ワイルドかるた」を実際に演じながらとっていくネタを披露し、最初から最後までワイルドづくしのライブとなった。
すべての収録が終わると、スギちゃんは「どうもありがとうございます!」とまずは集まったファンに感謝。「どうだったぜ?」の呼びかけに、客席から大きな拍手が送られると、「正直、ワイルドでどこまで引っ張れるか不安だったけど、最高のDVDができたと思うぜぇ。こういうのは大事にしていきたいぜぇ。今日来てくれた人が来年も来てくれるかっていうとそうじゃないんで。それが悲しいところだぜぇ。人間というものはどうしても飽きてしまうから。でも飽きられないようにしたいぜぇ」と語り、約1時間30分のライブを締めくくった。最後は会場の出口でスギちゃんが来場者1人1人と握手。充実した表情を浮かべながら、丁寧に言葉を交わしていた。
7月25日発売のDVD「ワイルドだろ~」は税込み価格2000円。詳細は後日コンテンツリーグのオフィシャルサイトに掲載される。
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