「無限ヤジマリー。」は、用意されたさまざまなコーナーにゲストが挑戦してヤジマリー。の魅力を無限に感じてもらうライブシリーズ。これまでも数々の奇天烈ライブを仕切ってきた
開場中の場内にはヤジマリー。が歌う「ワンチュでウェンチュなウォンチュッチュ♪」が延々と繰り返し流され、有無を言わさずヤジマリー。のエッセンスを浴びせられ続けた来場者たちの興奮は高まるばかり。幕が上がり、ローラーシューズで颯爽と登場してスポットライトを浴びるヤジマリー。は大歓声で迎えられた。「有楽町~! 会いたかったぜ!」と絶叫し、今話題の「timelesz project」の全体ダンス楽曲としても使用されていたV6の「Can do! Can go!」で会場の空気をわし掴みに。「みんなの声聞かせてくれ!」と、「ワンチュでウェンチュなウォンチュッチュ、ワンチュでウェンチュなウォン?」「シュッシュー!」でのコール&レスポンスで盛り上げた。声が小さければ「照れてんじゃねえよッ」とキザに笑い、大声が返ってくると「鼓膜破れそうだよ!(笑)」とうれしそう。そして「みんなの声、とってもセクシーだったぞん♡」とSexy Zoneのデビュー曲「Sexy Zone」を相方・みやが押してくれる台車に乗って客席を回りながら歌唱した。
そんなアイドルコンサートと化した会場に、MCの森本が「全然思ってたライブじゃない! よしもとさんのコーナーライブだと聞いてたんですけど!?」と驚いた様子で登場。チャレンジャーたちはヤジマリー。のように客席通路を通ってステージに登壇し、オープニングの時間をロスしてしまうほど歓声を受けるその気持ちよさをたっぷり味わった。
用意されたゲームは「ヤジマリー。ブスマリー。」「ヤジマリー。の頭皮?クイズ」「機関シュッヤジマリー。」「シューシューティッシュー」「ホールインワンシュー」「ミッ:シュー インポッシブル」「ヤジマリー。ボウリング」「ヤジマリー。アニマリー。」「シュー霊写真ヤジマリー。」の9つ。東京漫才師チーム、東京コント師チーム、関西チームの3チームに分かれ、選択したゲームでヤジマリー。と対決する。1つ成功するごとに「ワンチュ」「ウェンチュ」「ウォンチュ」と進化し、最終的に「エンターテイメンッ」を目指すという企画。まずは東京コント師チームがスプレーでピンポン球を転がし穴に落とす「ホールインワンシュー」に挑戦したが、噴射口の向きを見極めるのが難しく、3回のチャンスをモノにできずに失敗に終わった。
いつもはMCを務めているみやも東京漫才師チームとしてゲームに参加。60秒間流れるヤジマリー。の「ワンチュ、ウェンチュ、ウォンチュ」の映像の音声のみを聞き、ヤジマリー。だと思った瞬間にストップをかける「ヤジマリー。ブスマリー。」に挑む。長年ヤジマリー。の隣でこの声を聞き続けてきたみやだったが、停止した画面を見てみると森本は検討する余地も与えず瞬時に「ブスマリー。!」と判定。「え、どこが?」と不服そうにしているヤジマリー。は、アインシュタイン河井から「ブスやないか!」と断言されて「自分がちょっといい男だからって……!」とスプレーで撃退してみせた。
スプレーの噴射を使ってヤジマリー。の頭上から落ちてくるタライの勢いを殺すことができれば成功の協力ゲーム「ミッ:シュー インポッシブル」では、噴射による防御も虚しくタライはヤジマリー。の頭に激突。スプレーの成果はなかったかに思えたが、スプレーなしではどのくらいの勢いなのか再度ヤジマリー。で実験してみると、痛みに悶絶するヤジマリー。は「めちゃくちゃ守ってくれてたじゃん!」とその違いに驚く。判定は成功に覆り、挑戦した東京コント師チームは「ウェンチュ」に駒を進めた。
モニターに映し出される機関車の映像のどこかでヤジマリー。がスプレーを「シュー」と噴射し、この“機関シュ”が通過したと思った瞬間に挙手する「機関シュッヤジマリー。」の説明には、ケビンス仁木が「わかると思うなよ?」と苛立ち。結局、機関車の「シュー」という音とスプレーの「シュー」という音の違いは明らかで、あまりのつまらなさに紅しょうが稲田は「どう盛り上がると思いました?」とヤジマリー。に詰め寄った。続く「ヤジマリー。の頭皮クイズ」は薄毛だとされているヤジマリー。の頭皮のマイクロスコープ写真なのか、はたまた何か別のものの写真なのか当てるというもの。こういったクイズはだんだん引きの画になっていくのが一般的だが、「無限ヤジマリー。」では“黒っぽい何か”のどアップのまま。選択問題でもなく、ヒントの少なさに挑戦者たちは困惑した。黒と肌色のバランスがちょうどいい写真たちに惑わされた挑戦者たちは全問「ヤジマリー。の頭皮」と予想したが、不正解。「いぶりがっこ」「まぜそば」「犬のお腹」といった予想外の答えに膝から崩れ落ちていた。
ラストは「シュー霊写真ヤジマリー。」に全員で挑戦。出演者一同で集合写真を撮影する背後をお化けに扮したヤジマリー。が通り抜け、その写真を心霊写真っぽくできれば成功だ。撮影はカメラが得意なかが屋・加賀が担当。一度、ヤジマリー。抜きで試し撮りをすると終演後のような和気あいあいとした雰囲気に。それでもヤジマリー。は「ちょっと、ちょっと!」と出てくることもせずにスタンバイに徹した。そしてローラーシューズでスーと通り抜けたヤジマリー。を見事、心霊風に撮影することに成功した一同。右端にお化けのヤジマリー。が映る一方で、左端にも何かを発見した一同は、そこに映っていたアインシュタイン稲田の存在にも驚いていた。
無事に全員が「エンターテイメンッ」を獲得することができ、大団円。エンディングに設けられた来場者向けの写真撮影タイムでもヤジマリー。は心霊風の写真が撮れるよう、舞台上をローラーシューズで行ったり来たりして期待に応えていた。
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ヤジマリー。(スカチャン) @yajimary
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