三重県2代目住みます芸人・桂三輝が初代・桂文治の墓参りへ

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昨日12月8日、三重県2代目住みます芸人の桂三輝が、三重・仏性院墓地にて“桂”姓の祖である、初代・桂文治の墓参りを行った。

三重・仏性院墓地にて、“桂”姓の祖である初代・桂文治の墓参りを行った三重県2代目住みます芸人の桂三輝。(c)吉本興業

三重・仏性院墓地にて、“桂”姓の祖である初代・桂文治の墓参りを行った三重県2代目住みます芸人の桂三輝。(c)吉本興業

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桂三輝はカナダ出身の落語家。先月11月には住みます芸人になるにあたり、師匠の三枝が45年前に実際に歩いた、上方落語「東の旅」に出てくるお伊勢参りのコースを同じく歩き三重県に移住した。

初代文治は、江戸時代後期、上方で初めて寄席を設けたことで知られる。寛政時代に坐摩神社の境内に寄席小屋を設立。「崇徳院」など、現在も演じられている演目を創作したとされる。彼は1816年に旅の途中で訪れた四日市市で客死したため、この地に埋葬。今年2011年10月には、大阪・坐摩神社に「上方落語寄席発祥の地」顕彰碑が建立されている。

三輝は墓の前で三重県移住の報告と今後の活躍を誓約。墓参りができたことを「すごく光栄」と感謝した。明日12月10日には、三輝のお伊勢参りの模様がドキュメンタリー番組としてABCにて放送(メーテレは、2012年1月2日放送予定)。日本で落語家になることを決意した三輝の人物像に迫るほか、師匠である桂三枝のコメントも放送される。

彼の活動は住みますプロジェクトのオフィシャルサイトで報告。YNN(よしもとネタネットワーク)にて毎晩Ust配信が行われるのでぜひチェックしてみよう。

桂三輝コメント

落語は遥か昔から続いている伝統芸能ですが、伝統とされているのは、芸や話だけでなくて、人間もすべて繋がっています。それは日本の芸能にしかない世界なので、今回、桂の姓を持ち、寄席の形を始めた方である文治師匠のお墓参りできたことはすごく光栄です。また、自分も文治師匠のように何かを初めて創りあげることができればと思います。

「カナダ人落語家桂三輝が歩くお伊勢参り~日本人の心って何ですか?~」

ABC 2011年12月10日(土) 10:25 ~ 11:20

メーテレ 2012年1月2日(月・祝) 6:15 ~ 7:15

出演者:桂三輝 / ほか

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