名古屋の民放テレビ局5局が共同で運営する配信プラットフォーム・Locipo(ロキポ)が手掛ける番組「珠代とMINAMOの令和爆モテ男子教育計画」の配信が開始された。これは島田珠代とセクシー女優・MINAMOの異色コンビが、ラランド・ニシダをゲストに迎え、“令和の爆モテ男子”を生み出すべくあの手この手のレクチャーを繰り広げるもの。女性のデートへの誘い方などノウハウ満載で、ときにはギャグやお色気も。先日、お笑いナタリーでは珠代とMINAMOにインタビュー取材を実施。お互いへの印象、収録の感想、ニシダへのダメ出しを、景気のいいギャグを含めて朗らかに語ってもらった。
取材・文 / 成田邦洋
厳しいイメージだったが柔らかい島田珠代
──お二人はこの番組の収録が初対面ですか?
島田珠代 そうです。こんなに密接におしゃべりするのは初めてです。同じ番組の違うコーナーに出ていたことはあるらしいんですけど、すごく長時間の番組で、私は中継先でMINAMOちゃんはスタジオにいたので、まったく会うこともなく。
──お互いについての印象は?
MINAMO 私にとってはよく知っている方だったので、観ていましたし、勝手に「お笑いについて厳しいのかな?」と思っていたんです。なので、珠代さんの動きとかをめっちゃ練習してきました。
珠代 怖かったから?(笑)
MINAMO 怖かったというより厳しかったらどうしようかと。でも、お会いしたらすっごく優しくて、本当に柔らかい方でうれしかったです。
珠代 年代的には師匠みたいな感じに見えてるのかなぁ?
──珠代さんから見たMINAMOさんの印象は?
珠代 “おシモネタのどエロい女性”だと思ったんですけど、実はすごく爽やかで頭がいい。今後のバラドル界を背負う女性になるんじゃないかなと思いました。
──MINAMOさんはテレビにも出演していますが、バラドルの路線に進まれる可能性はあるでしょうか?
MINAMO 求められれば応えたいなと思います。
珠代 “天然”の部分もすごく強くて、どんどんと引き出されていくんじゃないですか?
MINAMO がんばります!
楽しくなったら、止まらない
──この番組のオファーを受けたときの心境は?
珠代 私は、イメージダウンになるかなという心配がありました。というのも、企画書の中身が「エッチをしたい男性の悩み」とか、けっこうリアルだったので。私の下ネタってポリシーがあって、直接的には言わないですし、あくまで「チーン」なんです。どこか子供にもやってもらえるような、「おしりー!」とか「プリッ」とか。本当のエロからは、それている。それがリアルな性のお悩みの番組だったので「どうしよう?」と思いました。
──葛藤されたんですね。MINAMOさんは?
MINAMO 私は本業のほうで、たくさん下品なことをしているので(笑)。特に抵抗はなくて「面白そう。やってみたい!」という印象でした。
珠代 私もそういう思いはあったのよ。出るメンバーは、ニシダくんも尊敬してるし、MINAMOもテレビで観て「めっちゃおもろい子やな」と思っていたんで、その点は満足してたんですけど、内容について、ですよね。
──そういった思いを抱きながら実際に収録をされたわけですけども、いかがでしたか?
珠代 えっと、ひどい下ネタを言ってました。
MINAMO (笑)
珠代 普通にリアルなド下ネタを、私、言ってました。
MINAMO 私は腰を振ってました(笑)。
──珠代さんが言っていたような下ネタの範囲は超えてしまいましたか?
珠代 第1話はまだ様子見で、ギャグを入れてリアルなやつからは逃げようと思っていたんですけど、味をしめて、そのあとは笑いなしでもリアルなド下ネタを言ってました(笑)。この番組が面白いというのは自分の中であったので、「もういいや!」と。楽しくなったら、もう止まらないので、すごく楽しみました。
──MINAMOさんの手応えはいかがでしたか?
MINAMO 私もすごく楽しくて、我を忘れました(笑)。
珠代 だんだん、私のほうがリアルな意見を言って、MINAMOのほうが吉本っぽくなってきました(笑)。
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10年やっても絶対にマネできない