お笑いファンの皆さんは日々放送されている膨大なバラエティ番組、ネタ番組、賞レース特番を追いきれているだろうか。推しの芸人が出演した番組をくまなくチェックしたいときにオススメなのが、ハイビジョン放送の番組を最大10チャンネル×約28日間まるごと自動で録画できるパナソニックのブルーレイディスクレコーダー「全自動ディーガ DMR-2X603」だ。
お笑いナタリーでは「全自動ディーガ」を計4台(事務所に2台、自宅に2台)所有しているというさらば青春の光・森田にインタビューを実施。「ゴシップを仕入れた芸能人の出演番組を見直す」「初出演する番組を予習して、“毎週観ている感じ”を出す」「全国ツアーの宿泊先でもニュースを押さえる」など、さまざまな使い道を語ってもらった。
ナタリーとパナソニックの連載企画「デジナタ」では、アーティストや俳優らに最新型のAV機器を使ってさまざまなコンテンツを楽しんでもらう企画を多数展開中!
取材・文 / 塚越嵩大撮影 / 須田卓馬
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パナソニック「全自動ディーガ DMR-2X603」
ハイビジョン放送の番組を最大10チャンネル×約28日間分、まるごと自動で録画することが可能で、全自動録画される期間が過ぎたら、古い番組から自動で上書き消去されるため容量不足による録画の失敗も起こらない。好きな番組を整理して表示してくれるサムネイル画像から直感的に観たい番組を見つけられるホーム画面、家族で番組の好みが違っていてもプロフィール切替えで自分好みにカスタマイズできる機能など、膨大な録画の中から観たい番組をすぐに見つけられる機能も。3段階の再生速度が選べる音声付き早見再生機能、ドラマやアニメを1クール分(約90日間)“保存”する機能も搭載。さらに無料のスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」をダウンロードすれば、外出先からの録画予約はもちろん、自宅のディーガに録画した番組や放送中の番組をスマホから視聴することも、ディーガに取り込んだ音楽CDをスマホから聴くことも可能だ。
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パナソニック「全自動ディーガ 定額利用サービス」
パナソニックの公式ショッピングサイト・Panasonic Store Plusで運営する、ブルーレイディスクレコーダー「全自動ディーガ」のサブスクリプション型定額利用サービス。月額税込1540円※から利用できる。
※選択する機種によって異なります。
※1540円(税込)はDMR-2X203の場合の月額です。
さらば青春の光・森田のアザーカットを公開中!
「観てません」じゃなくて「“まだ”観てません」
──森田さんの自宅と、事務所のザ・森東に計4台のブルーレイディスクレコーダーがあり、それがすべて「全自動ディーガ」だとお聞きしました。
そうなんですよ。家電量販店で迷ったときは、とりあえずパナソニックにしています。一種の時短テクニックですね(笑)。「パナソニックやったらまぁ間違いないやろう」という安心感があって、全自動ディーガもそんな感じで選びました。
──使い心地はいかがですか?
ホーム画面が見やすいし、よく再生している番組はお気に入りとしてトップに出てくるのが便利でありがたいです。番組表のフリーワード検索もついてますよね。「プロフェッショナル 仕事の流儀」のようなNHKのドキュメンタリーをよく観るんですけど、そこらへんの番組ってバラエティ番組と違って放送日時がわからなくなるんです。「あの番組いつやってるんやったっけ?」みたいな。そういうときに検索機能が威力を発揮しています。
──ほかに全自動ディーガが活躍した場面を教えてください。
とある先輩と飲みに行くときに「うわ、この先輩といえば絶対これ観ておかなあかんやん!」みたいな話題の番組があって、急いで観たことがありました。先輩付き合いの中で「これを観てないのはありえない」という番組が出てくるんですよ(笑)。そういうときにすごくいいです。
──芸人として活動しているとバラエティ番組を観る機会も多いですか?
そうですね。「水曜日のダウンタウン」は欠かさず観たいので助かっています。最近は見逃し配信でネットに上がる番組も多いですけど、そうじゃないものもあるじゃないですか。地上波テレビでしか放送されない番組をあとからチェックできるのが魅力です。お笑い好きの人たちは昔だったら家を出る前に「今日は何やるんやったっけ」と調べて録画予約する作業が定番でしたけど、あの作業がなくなったのはかなりデカいと思います。一気にその分の時間が空くので。
──新聞のテレビ欄とにらめっこしながらの作業は結構時間がかかりましたよね。
そうそう、あれが意外と面倒でした。あとは話題になっている番組をチェックしてないと「ん? こいつ、このコンテンツ観てないの?」という顔をされるんです。そういうときに「観てません」じゃなくて「“まだ”観てません」という言い方ができるんです。これもデカい!(笑) 「“まだ”観てません」は「このあと観ます」という意味合いを含んでるじゃないですか。向こうも「あぁ時間がないから観られていないんだ」と納得できる。これは全録だからこそです。
──安心感がありますね。
最近でいうと、「ゴッドタン」で銀シャリ橋本さんが活躍した「銀シャリ橋本のテクニックを抜いてあげよう!」という企画があったんですが、橋本さんと飲みに行ったときにそれをまだ観られてなかったんです。もちろん橋本さんは「お前、これ観てないやろ」みたいなことは気にしない人ですよ(笑)。でもめっちゃ世話になっているのに観られていないのが申し訳なくて、まさにそのときに「あぁ~、まだ観られてないっすわ~!」が発動しました(笑)。
「どこでもディーガ」めっちゃいい!
──森田さんはディーガの2015年モデルを10年間使われているとお聞きしました。先ほど最新機種の「2X603」にも触れていただきましたが、使用感はいかがでしたか?
「音声付き早見再生機能」が1.3倍速までだったのが、2.0倍速になっているのがうれしいです。「報道ステーション」を観るのが日課なので、早見再生が本当に便利で。時間がないときはスポーツニュースのコーナーだけ観ています。倍速に慣れると、リアルタイムでニュースを観るとちょっとタルく感じますね(笑)。「あれ? こんなにゆっくりしゃべってたんや」みたいな。
──最新モデルには最大6人まで登録できる「プロフィール機能」もあります。プロフィールを切り替えると利用者それぞれの好みに合わせた番組が表示されるようになるので便利です。
独身には悲しい情報です(笑)。でも事務所に置いてるやつだったら、出入りする人間1人ひとりにプロフィールを割り当てていくこともできるのか。
──ぜひ東ブクロさんにも。
そうですね。ただブクロは基本的にあんまり事務所に来ないんですけど(笑)。
──最新機種に限らないのですが、無料のスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」をダウンロードすれば、外出先でも視聴できます。
あ、まさに最近「どこでもディーガ」を使い始めて、めっちゃいいです! ニュース番組もネットに上がらないので、それを出先で視聴できるのはありがたいです。今は全国ツアーをやっているので、夕飯を済ませてホテルに戻ってきたときにも使えます。「報道ステーション」を1.3倍速で観て寝るというルーティーンを地方でもできるようになって、めちゃくちゃ重宝しています。
──ちなみに森田さんは数年前に全自動ディーガを購入したものの、旧機種からのダビングの仕方がわからず放置してしまっているとお聞きしました。
実はそうなんです(笑)。こういうのに疎いので、ズルズル後回しにしているうちに買ったことも忘れて、ずっと2015年モデルを使ってました。
──先ほどパナソニックの担当者から「お引越しダビング機能」の説明がありましたが、今度はできそうですか?
できそうです! めっちゃ簡単でした。「あちこちオードリー」「ゴッドタン」「アメトーーク!」とか、まだ観られていない回があって、いつか観るために溜めておいていたので助かりました。もしダビングできなかったら担当者の方にまた聞きに来ます!(笑)
「ラヴィット!」のハプニングも見逃さない
──お笑いファンにオススメしたいのはどんな機能ですか?
「ワンタッチ保存」機能かなあ。全自動録画した番組の中から簡単操作で賞レースとかを消去されない領域にずっと保存しておけますし。
──賞レースはアーカイブ化しておきたいですよね。
賞レースだけじゃなくて、過去の「27時間テレビ」をズラッと並べることもできる。普通は容量がいっぱいになっちゃうじゃないですか。全自動ディーガはとにかく容量が多い。10年間使ってますけど「無限にいけるんか!?」と思うほど(笑)。大型特番をバンバン保存してもなんともない。
──森田さんの自宅の全自動ディーガには賞レースが何年分も残してあるんですか?
残しています。賞レースの放送日って意外と忘れていることが多いんですけど、「キングオブコント」も先日の「THE SECOND」もちゃんと保存できていました。昔のものを見返すことはそんなにないんですけど、容量のおかげで「一応残しておこう」というのが気軽にできる安心感はあります。
──お笑い番組でいうと、生放送中に芸人さんが面白ハプニングを起こしたことがSNSで話題になることも多いです。
Xで流れてきて気になるんですよね。ああいうハプニングって、番組がネットに上がったときにカットされてることが結構多くて。でも全自動ディーガなら、それも全部観られる。映ったらあかんかったものも、ちゃんと残ってる(笑)。
──特に「ラヴィット!」は見逃せないハプニングが多い気がします。
そういうのも絶対に見逃さないですから。先日、見取り図・盛山やアルコ&ピース酒井さんの赤坂サイファーがZeebraさんとラップする場面があったんですけど、全然できてなかったんですよ(笑)。「もう1回撮り直してTVerではそっちを流します」みたいなことを言ってたんですけど、そこも全部撮れている。お笑い好きはそういう楽しみ方もできると思います。
──ちなみに全自動ディーガには月額1540円(税込)から利用できる定額利用サービスもあります。48カ月継続すれば、49カ月目から全自動ディーガが自分のものになります。
へー! 一気に十何万円を払うのは勇気がいると思いますけど、ローンとして考えたらめっちゃめっちゃいいんじゃないですか。1540円だったらお笑いライブ1本より安いので、何かを我慢すれば(笑)。あとアイドルファンにもええんちゃうかな。音楽番組はネットに上がることがあまりないので。
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ぶどう農家のネタはドキュメンタリーを観て思いついた