まんじゅう大帝国がK-PRO年間MVPに、ウエラン井口からのクレームを心配

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昨日12月17日、K-PRO主催のイベント「K-PROライブアワード2023&今年も色々ありました忘年会スペシャル!」が東京・西新宿ナルゲキで開催され、まんじゅう大帝国が栄えある2023年のMVPを受賞した。

「K-PROライブアワード2023」でMVPを獲得したまんじゅう大帝国。

「K-PROライブアワード2023」でMVPを獲得したまんじゅう大帝国。

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MCを務めたにゅ~くれ~ぷ・でび。

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「K-PROライブアワード」は、K-PROのライブに出演してきた芸人をさまざまな角度から表彰するイベント。今回は、にゅ~くれ~ぷ・でびによる進行のもと、児島気奈代表をはじめとするK-PROスタッフの投票によって決定した各部門の結果が発表された。またイベント中はストレッチーズママタルト、まんじゅう大帝国、さすらいラビーひつじねいりゼンモンキー青色1号オッパショ石人間横丁群青団地十九人オンリー2・奥村うどん、サルベース折田が客席の最前列に座り、酒やジュースを飲みながら賑やかなガヤで会場を盛り上げている。

新人賞は十九人、松永「みんなと一緒にやれてすごくうれしい」

新人賞2位の群青団地(左)と1位の十九人(右)。

新人賞2位の群青団地(左)と1位の十九人(右)。[拡大]

もっとも活躍した若手芸人を表彰する「新人賞」は、3位がセンチネル、2位が群青団地、1位が十九人という結果に。児島代表は十九人が選ばれた理由を「あらゆるライブで存在感を発揮していて、特に下半期はナルゲキの主要ライブすべてに出てくれた。何よりも、先輩も後輩もみんなが十九人のことが大好き。文句なしの受賞だと思います」と説明。十九人・松永は「ASH&Dコーポレーションという事務所に所属しているんですが、周りに新人が誰もいない(笑)。一番近い先輩がラブレターズさんなんです。僕らにとって芸歴の近い人=K-PROの芸人さん。ここでみんなと一緒にやれてすごくうれしいです」と述べ、一同から「いいコメント!」「素敵!」と絶賛された。

もっとも酷かった事件を決める「反省大賞」では、芸人たちがシャッフルユニットを組んでネタを披露するライブ「マジマゼドリームマッチ」でストレッチーズ福島、青色1号・仮屋、オンリー2・奥村うどんが披露した合同コント「シトラムス」が1位に。難解な設定かつ長尺にもかかわらずグダグダになってしまったこのネタを、でびは「長くて、シュールで、つまらなかった」と表現。納得できない奥村うどんは「シトラムス」の裏設定を語り始めるが、そのトークも長く、人間横丁・山田は「皆さんが退屈しないように」と奥村の背後で奇妙なダンスを繰り広げていた。

取っ組み合いになるひつじねいり松村とサルベース折田。

取っ組み合いになるひつじねいり松村とサルベース折田。[拡大]

平場で飛び出したツッコミでもっとも素晴らしかったものを表彰する「ベストツッコミ賞」では、ひつじねいり松村が3位を獲得。彼はK-PROライブでよく小競り合いになっているサルベース折田を相手に「俺は折田に何一つ負けてない」と勝ち誇り、2人で取っ組み合いを繰り広げる。そんな中、ママタルト檜原は同部門で初となる2位と1位の同時受賞を果たし、でびから「本当にすごいから、『すごい』しか言いようながない」と感嘆された。

MVPのまんじゅう大帝国を差し置いて小競り合い勃発

フラフラとステージ上に現れたゼンモンキーむらまつと、心配する一同。

フラフラとステージ上に現れたゼンモンキーむらまつと、心配する一同。[拡大]

最後のMVP発表では、3位がゼンモンキー、2位がさすらいラビー、1位がまんじゅう大帝国という結果になったが、酒がまわった様子のゼンモンキーむらまつがフラフラとステージ上に現れ、さすらいラビーに対して「俺らのほうが活躍したでしょ!」「3位なんて糞くらえだ!」と好戦的な態度を見せる。しかし、さすらいラビー中田から「僕はお酒が飲めないので、こういうのは一生覚えてる」と脅されると、酔いが醒めたような表情になり、「(みんなで)がんばっていきましょうよ!」と平和な発言でその場を収めていた。

「K-PROライブアワード2023」エンディングの様子。

「K-PROライブアワード2023」エンディングの様子。[拡大]

2023年のMVPに輝いたまんじゅう大帝国について児島代表は「K-PROのメインライブ『トッパレ(A)』で4連覇。時事漫才でライブの目玉を作り続けてくれたことにも感謝しています。エースになった今年はさまざまなライブに出演し、すべてで盛り上げに貢献してくれました」「今後はK-PROの真打として盛り上げていってください」とコメント。まんじゅう大帝国・田中は「去年のMVPが『M-1』優勝直後のウエストランドさんだった。『M-1で3回戦敗退だったのに今年はお前らかよ』と井口さんに言われそうでそれが心配」と話して一同の笑いを誘っていた。

来年は「K-PRO」20周年

K-PROのアンバサダーに就任したねじれネジ。「アンバサダーとは何か」は活動の中で探っていくという。

K-PROのアンバサダーに就任したねじれネジ。「アンバサダーとは何か」は活動の中で探っていくという。[拡大]

イベントでは、来年20周年を迎えるK-PROの戦略発表会も行われ、児島代表が「ミニライブハウス『ナルチカ』をオープンさせる」「K-PROの20周年企画として草月ホールを20日間抑えたので、連日ライブ開催」「あのライブ、あの芸人、復活させます」などの公約を発表し、さすらいラビー中田から「草月ホール20日間はヤバい。今からでも取り消したほうがいい。頭がおかしい」とツッコまれる。また2021年結成の若手コンビ・ねじれネジがK-PROのアンバサダーを務め、PR活動に励んでいくことも発表された。

「ベストライブ賞」「ベストパフォーマンス大賞」「ベストバウト賞」なども表彰された「K-PROライブアワード2023&今年も色々ありました忘年会スペシャル!」の模様は12月24日(日)23時59分までアーカイブ配信中。チケットはZAIKOで販売されている。

「K-PROライブアワード2023」結果

MVP

1位:まんじゅう大帝国
2位:さすらいラビー
3位:ゼンモンキー

新人賞

1位:十九人
2位:群青団地
3位:センチネル

ベストライブ賞

1位:行列の先頭46 in TOKYO DOME CITY HALL
2位:4大エースバスツアー
3位:ナルゲキロックス(スタンダップコーギーラストライブ)

ベストパフォーマンス大賞

1位:カスタード騎士
2位:ULTRA JET JAM3 in後楽園ホール
3位:マシンガンズ調整失敗

ベストバウト賞

1位:4大エース vs 俺達こそ4大エースだ!連合軍(ナルゲキヒットパレード2023)
2位:超新塾サンキュー安富 vs マディソンメンバー(マディソンライブ)
3位:永野 vs ダウ90000(至極の10分ネタライブ)

ベストツッコミ賞

1位:ママタルト檜原「住めますよ!」 ラブレターズ溜口「住めないよ!」
2位:ママタルト檜原「貸せません!」
3位:ひつじねいり松村「福岡に教育なんぞない!」

反省大賞

1位:シトラムス
2位:人間横丁のケンカ
3位(同率):不貞行為の告知
3位(同率):チン○ン丸

井口賞

ウエストランド井口

※記事初出時、コンビ名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

ライブレポート

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太田光代 @ota324

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