ウエストランドがK-PROライブ凱旋「ナルゲキからM-1チャンピオンが生まれましたよ!」

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本日12月25日、K-PRO主催のイベント「K-PROライブアワード2022 &今年も色々ありました忘年会スペシャル!」が東京・西新宿ナルゲキで開催され、ウエストランドが栄えある2022年のMVPを受賞した。

「K-PROライブアワード2022 &今年も色々ありました忘年会スペシャル!」の様子。

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「K-PROライブアワード」は、K-PROのライブに出演してきた芸人をさまざまな角度から表彰するイベント。今回はニュークレープ・デビによる進行のもと、児島気奈代表をはじめとするK-PROスタッフの投票によって決定した各部門の結果が発表された。またイベント中はストレッチーズまんじゅう大帝国さすらいラビースタンダップコーギーひつじねいり青色1号、フランツ、ジャンク、さんだる堀内、大仰天・田口、宮本勇気が客席の最前列に座り、賑やかなガヤで会場を盛り上げた。

ライブの合間、歌とダンスで会場を盛り上げるフランツ。

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もっとも活躍した若手芸人を表彰する「新人賞」は、3位がジャンク、2位が人間横丁、1位がフランツという結果に。フランツが1位に選ばれた理由を「お客様と芸人に聞いても満場一致。芸歴5年以下のNo.1を決める大会『THE VERY BEST OF FIVE』で優勝したり、バトルライブ『若武者』で3連覇したり、ライブシーンを最前線で引っ張ってくれたと思います」と児島代表が説明すると、フランツ馬場は「めっちゃがんばってるやん、俺ら!」と自画自賛。相方・土岐が名古屋でのライブで生まれたという“ノリ”をストレッチーズ福島と披露すると、馬場は「1位となるとこんなに馴染める!」と総括した。

ライブ界隈で話題になったフレーズを選ぶ「名言大賞」は「ストレッチーズする」が受賞。これはストレッチーズがK-PRO界隈のライブで何度も優勝したため、芸人たちが「優勝する」を「ストレッチーズする」と表現するようになったもので、ストレッチーズ高木は「エゴサーチすることでいろいろなバトルライブの結果を知れるようになった」とその影響を語る。一方で「M-1グランプリ2022」の敗者復活戦で最下位となったことを引きずっているのか、福島は「『ストレッチーズする』の意味が『最下位をとる』に変わりつつある」と苦笑いを浮かべていた。

祝福を受けるウエストランド。

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最後のMVP発表では、ウエストランドがサプライズゲストとして登場し、客席からは大きな歓声と拍手が。芸人たちは「ふ・と・し! ふ・と・し!」と河本の名前をコールして囃してたてるが、井口は攻撃的なワードで一蹴。児島代表に「やりましたよ、児島さん!」と報告し、「皆さん、ナルゲキからM-1チャンピオンが生まれましたよ!」と胸を張った。

児島気奈代表に優勝報告をするウエストランド。

児島気奈代表に優勝報告をするウエストランド。[拡大]

児島代表は「ウエストランドさんはK-PROが初めてやったユニットライブのメンバー。お客様へのアンケートではよく『井口うるさい』と書かれていました(笑)。そのときのことを思い出すと本当に感慨深いです。振り返ってみればK-PROのライブをいつも盛り上げてくれていたのも、後輩たちを引っ張ってくれていたのもウエストランドさんでした」と感謝。その後、K-PROライブでのウエストランドの名シーンを集めた映像も上映され、会場は感動的なムードに包まれたが、河本だけは「この映像、恥ずかしいので全部消してほしい」「このあとみんなで飲みに行こうぜ」とマイペースを貫き、井口は「つまんないでしょ。みんなどう思う?」「(河本は)もう消えます」と呆れていた。

ウエストランドと対面するさんだる堀内(中央)。

ウエストランドと対面するさんだる堀内(中央)。[拡大]

ウエストランド井口が「M-1グランプリ2022」で披露したネタで発したフレーズ「瓦礫の前でパジャマ、やめてくれー!」が、さんだるの単独公演のフライヤーであることがお笑いファンの間で話題になっていたということで、さんだる堀内が改めてウエストランドと対面。井口は「お前のおかげで優勝できたわ!」と感謝を伝えた直後に「巷では『東京03のことを言ってるんじゃないか』と噂されていたけど、大好きな03さんをそんなふうに言うわけない! こいつらみたいな全然どうしようもない勘違いコント師のことだから!」「さんだるの『5』(単独ライブのタイトル)、やめてくれー!」と言いたい放題に。さらに会場のお笑いファンに向けて「フォロワーとかすごく増えましたけど、これからもあなたたちのツイートは逐一チェックさせてもらいますので、内容はしっかり気を付けて」「こんな奴が勝っちゃったんだから、もうその通りにやるしかないよ。最悪だよ。文句言えないよ」とヒートアップ。最後は「地獄の時代が始まります!」「ピッコロ大魔王が勝ったパターンのドラゴンボールが始まります!」と高らかに宣言していた。

イベントでは、K-PROの戦略発表会も行われ、児島代表が「5月18日のK-PRO旗揚げ記念日に『行列の先頭』をTOKYO DOME CITY HALLで開催」「3月に仙台初進出」「ナルゲキバスツアーを開催」といった公約を発表。来年のK-PROにも注目しよう。

「ベストライブ賞」「ベストパフォーマンス大賞」「ベストツッコミ賞」なども発表された「K-PROライブアワード2022 &今年も色々ありました忘年会スペシャル!」の模様は1月1日(日・祝)23時59分までアーカイブ配信中。チケットはZAIKOで販売されている。

「K-PROライブアワード2022」結果

MVP

1位:ウエストランド
2位:ママタルト
3位:まんじゅう大帝国

新人賞

1位:フランツ
2位:人間横丁
3位:ジャンク

ベストライブ賞

1位:行列の先頭44 in LINE CUBE SHIBUYA
2位:K-PRO即興漫才ライブ ~FITS LUCK LIVE~
3位:ナルゲキヒットパレード2022

名言大賞

ストレッチーズする

ベストバウト賞

ズッ友ズ

ベストパフォーマンス大賞

1位:浜口浜村復活
2位:永野の平場
3位:ごねるキュウ清水

ベストツッコミ賞

1位:オッパショ石・広田「俺の中で友達になるな!」(ラブロクvol.3)
2位:ストレッチーズ高木「ナルゲキが全部ずれて中野坂上にいくかと思った」(ナルロクvol.6)
3位:だーりんず小田「同じ舞台に立てるの早くない?」(K-PROプレミアムLIVE)

反省大賞

1位:さすらいラビーのケンカ
2位:宇野のスベり魚
3位:ひつじねいり松村のスケベ演説 in名古屋

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※記事初出時、ベストツッコミ賞1位の説明に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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K-PROこじま @kpro10th

お笑い人生で一番嬉しい報告をしてもらいました☺️ https://t.co/afWRyk3V8y

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