前身の「NHK漫才コンクール」からおよそ半世紀にわたって続いてきた若手の登竜門「NHK新人お笑い大賞」は、結成10年未満(ピン芸人の場合は現在の活動を開始して10年未満)を対象とするコンテスト。今大会は、東京予選に155組、大阪予選に117組、合計272組が参加した。
本選1回戦では、Aブロックでサスペンダーズ、ジョックロック、プール、翠星チークダンス、Bブロックでレインボー、チェリー大作戦、天才ピアニスト、いろはラムネがネタを披露。各ブロックを勝ち上がったジョックロックと天才ピアニストによる決勝では、天才ピアニストが7人の審査員のうち4票を獲得し、大賞の座に輝いた。なお天才ピアニストは2022年5月に行われた「第52回NHK上方漫才コンテスト」でも優勝している。また、2022年「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝、2023年「上方漫才協会大賞」大賞など、受賞歴多数。
今大会は3度目の本選進出となるチェリー大作戦を除いて全組が初の本選出場だった。ネタ時間は4分で、審査はお~い!久馬、清水ミチコ、大平サブロー、ふかわりょう、YOU、よゐこ濱口、渡辺正行が務めた。「NHK新人お笑い大賞」および前日に行われた「NHK新人落語大賞」の様子はNHKプラスで見逃し配信されている。
天才ピアニスト コメント
竹内:優勝できてめちゃくちゃうれしいです。今日1回戦と決勝で披露した2本は今年作ったネタの中でも、特にお気に入りの2本を持ってきました。大会前に、まずはこの2本を見てもらいたいというのを2人で言っていたので、みなさんに見ていただけて、さらに最高の結果が出たので、すごくよかったなと思っています。
ますみ:とにかく、めちゃくちゃうれしいです。NHKの「上方漫才コンテスト」と「新人お笑い大賞」、両方を獲るというのは2人の中でも目標にしていたので、それを今日形にできたのはとてもうれしいです。2本ネタができてよかったですし、1回戦も決勝も今までやった中で、一番ウケたかなと思います。
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天才ピアニスト「NHK新人お笑い大賞」優勝、「上方漫才コンテスト」とNHKで2冠達成 - お笑いナタリー https://t.co/okwfSjQMuH
ますみ「NHKの「上方漫才コンテスト」と「新人お笑い大賞」、両方を獲るというのは2人の中でも目標にしていたので、それを今日形にできたのはとてもうれしいです」