天才ピアニストが大賞「第八回上方漫才協会大賞」、特別賞の男ブラ平井は没収されかける

2023年1月10日 12:35 2174 27 お笑いナタリー編集部

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昨日1月9日に大阪・なんばグランド花月で「第八回上方漫才協会大賞」の授賞式が行われ、天才ピアニストが大賞を受賞した。

「第八回上方漫才協会大賞」の受賞者たち。

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大賞を受賞した天才ピアニスト。［拡大］

大賞には、吉本興業の各分野のプロデューサーが2022年に活躍した芸人を対象に46組を推薦し、オズワルド、男性ブランコ、天才ピアニスト、ニッポンの社長、ビスケットブラザーズ、マユリカ、ゆにばーす、ロングコートダディが最終ノミネートに。天才ピアニストは女性コンビ初の大賞受賞となり、竹内は「結果も実力も足りていないと思いますが、『がんばれ』という意味でいただいたと思って精進したいと思います」、ますみは「ああ～もう幸せ！トロフィー嫌いな人いてないですね！」と上沼恵美子のモノマネで喜びを語った。

退場時、司会のアインシュタイン河井から「落ち込まないでね」と声をかけられたマユリカ中谷は「来年またがんばります」と涙をこらえる表情で返したが、不穏な空気を察して「なしで！」と撤回。また一度はけたマユリカ阪本が戻ってきて「すみません、『おもしろ変態原理主義的』ってなんでしょうか？」と聞き捨てならない自分たちの紹介キャッチコピーにクレームを入れる場面も。阪本に真剣な目で詰め寄られた河井は「スタッフさんに言うときますんで」となだめてマユリカの2人を帰した。

特別賞を受賞した男性ブランコ。［拡大］

特別賞は男性ブランコが受賞。平井は「言葉にするのであれば、おいしいみかんをジュースにして飲んだかのようなうれしさでございます」と心境を伝えたが、誰にも理解されず。トロフィーを没収されて浦井1人の受賞になりかける。

ネタを披露するヨネダ2000。［拡大］

芸歴8年目以下が対象の新人賞は当日のネタバトルで決定。たくろう、フースーヤ、爛々、ナイチンゲールダンス、ヨネダ2000、令和ロマンの6組の候補者がネタを披露し、ヨネダ2000が獲得した。

話題賞を受賞したビスケットブラザーズ（左）とさや香（右）。［拡大］

話題賞はビスケットブラザーズとさや香に贈られた。ビスブラ原田は「全国のテレビに出させていただいて、不安やったんですけど、通用しました」と満面の笑みでコメント。アインシュタイン河井に「確信するのまだ早ない!?」とツッコまれると、「通用したはずなんでけど、2回目、どれも呼ばれてません」と笑顔のまま実情を明かす。さや香・新山は「話題賞はダブルヒガシかと思っていました。東がTwitterで……」と2022年終盤にダブルヒガシ東が巻き起こした騒動を蒸し返していた。

文芸部門賞を受賞した芸人たち。［拡大］

コロナ禍の中、劇場を支え続けた芸人に贈られる新設の賞「劇場賞」はもりやすバンバンビガロが受賞。文芸部門賞には狛犬、うただ、チェリー大作戦、コットン、ツートライブが選ばれている。また一般アンケートをもとにした「よしもと漫才劇場オシャレ＆ダサい芸人ランキング」では、オシャレ1位に2年連続のセンリーズきたしろ、ダサい1位にセンリーズ・テコンドー近藤が輝いた。