ロングコートダディ兎「何言っていいかわからないけど」ハイスクールマンザイ開幕宣言

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本日6月29日、「ハイスクールマンザイ2023」開幕式が東京・ヨシモト∞ホールで開催され、ロングコートダディ見取り図ヨネダ2000レインボー、昨年大会チャンピオンのレイジークラフトが登壇した。

「ハイスクールマンザイ2023」開幕式の様子。

「ハイスクールマンザイ2023」開幕式の様子。

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「まーきのっ」と言いながら首をクイッと傾けるロングコートダディ兎(右)。

「まーきのっ」と言いながら首をクイッと傾けるロングコートダディ兎(右)。[拡大]

芸人たちは学生服で登場。ロングコートダディ堂前はレインボー・ジャンボたかおの体型にマッチしたカーディガンスタイルに「非常勤講師」と感想を述べ、ヨネダ2000は「英語特化型の学校に通ってます」と自らの佇まいを表現する。ロングコートダディ兎は見取り図・盛山から「F4におってもおかしくない」ともてはやされ、「まーきのっ」と言いながら首をクイッと傾けてみせた。

「ハイスクールマンザイ2022」優勝者のレイジークラフト。

「ハイスクールマンザイ2022」優勝者のレイジークラフト。[拡大]

一方、レイジークラフトは優勝賞金で購入したというスーツ姿。現在は東京と京都の大学に通う“遠距離コンビ”のため、スーツで会ったのはこの日が初めてで、石山は「バラバラで買ったので意思の疎通が取れていなくて、今日並んでみたら薄味のカベポスターさんみたいでした(笑)」と反省した。

優勝旗をどう持てばいいかわからず、音声さんみたいになってしまうロングコートダディ兎。

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ロングコートダディは今大会のメインアンバサダー東代表に就任。「アンバサダー自体が初めて」と恐縮する堂前に続いて兎は「メインも初めて」とコメントするが、「いや、メインは何回かあった」と堂前に訂正され、適当さが露呈する。会見MCのキクチウソツカナイ。からは「キクチウソツカナイ。の前で嘘つかないでください(笑)」と注意を受けた。なお、メインアンバサダー西代表にはさや香が起用され、大阪にいる2人から到着したコメントVTRが上映されると盛山が「現場来いや!」とモニターに向かってツッコんだ。

「ハイスクールマンザイ2023」開幕を宣言するロングコートダディ。

「ハイスクールマンザイ2023」開幕を宣言するロングコートダディ。[拡大]

最後はロングコートダディの2人が開幕宣言。まず堂前は「若いうちから人前に出て笑いを取るというのはあなたの人生において非常に大きな経験になると思う。思い出作りでもかまいませんし、そのままお笑いを続けて僕らのように『M-1グランプリ2022』第3位という頂からの景色を見るのもいいと思う」と粛々と述べ、兎に「頂知らんの?」とツッコまれる。ラストを託された兎はマイクスタンドをしっかり握りながらも「えーちょっとね、何言っていいかわからないんですけども」とどっしりとした態度とは裏腹に戸惑っている様子。マンガ「アカギ ~闇に降り立った天才~」のセリフを長々と拝借したかと思えば、唐突に「ハイスクールマンザイ2023、開幕です!」と叫んで会見を締めくくった。

面白いポーズを求められる一同。

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一昨日6月27日には同じ会場で「M-1グランプリ2023」の開幕宣言を行った兎に、1週間に2度の開幕宣言を担当した感想を聞くと、「開幕する季節ですよね。(開幕は)季節を告げるものです」と話し、堂前も「開幕のてんぷらとかね」と開幕はまさに今が“旬”だと強調。なぜ「アカギ」のセリフを伝えたのかという質問には「『別視点の柔らかい考え方も必要だよ』と言いたかった」と真意を語り、次の質問に移ろうかというところで「『アカギ』というマンガが面白いので、それもみんなに読んでほしかった」と自ら記者に話しかけた。

レイジークラフト安本に面白いポーズをさせるロングコートダディ堂前。

レイジークラフト安本に面白いポーズをさせるロングコートダディ堂前。[拡大]

このほか、質疑応答の場面では高校時代に熱中していたものを答えることになった一同。レインボー池田がまさに「ハイスクールマンザイ」に青春を捧げていたといい、「彼女に客席に観に来てもらって、『もうええわ』のときに彼女を見る、みたいな恥ずかしい愛の伝え方をしていました(笑)」と回想した。相方ジャンボも前身大会の「M-1甲子園」に出場経験があり、「六人の嘘つきな大学生」の著者である小説家の浅倉秋成が当時の相方だったと明かす。

かわいいポーズをする見取り図・盛山(後列2人目)。

かわいいポーズをする見取り図・盛山(後列2人目)。[拡大]

盛山は「小学校の頃からクラスの催しとか文化祭で漫才をやっていた。民間でハイスクールマンザイやってました」と振り返り、「電車通学だったので、自分が降りた後も電車に乗ってる同級生を笑かすためにチャリンコで並走してた。それに3年間費やしました」と笑い漬けだったのだとか。兎は「“雨降ったら休むキャラ”を守り抜くのに必死だった。3年間、雨の日1回も学校に行かなかった。雨の日以外も休んでたんで、最後のほうはごちゃごちゃになったんですけど」と苦い思い出を語り、堂前は「僕は恋愛と数学です。どっちも同じくらいおもろかった」とスタイリッシュに答えて驚かせた。

レイジークラフト石山と家族写真のようなポーズを取るヨネダ2000愛。

レイジークラフト石山と家族写真のようなポーズを取るヨネダ2000愛。[拡大]

ヨネダ2000愛はカブトムシの幼虫をたくさん育てて近所の子供に配る”カブトムシブリーダー”として奮闘していたそう。誠がアニメ「とっとこハム太郎」の「へけっ」に影響を受けたと語ったのを皮切りに、影響されたアニメを言っていく流れに。盛山は「お残しは許しまへんで」(「忍たま乱太郎」食堂のおばちゃん)、堂前は「オッス、オラ悟空!」(「ドラゴンボール」孫悟空)を信条にしていると話し、これらのやり取りを客席からレイジークラフトが笑いながら眺めていた。

「ハイスクールマンザイ2023」は本日よりエントリー開始。優勝者にはお笑い奨学金として50万円と、NSC年間授業料免除の特典が贈られる。

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無限たつや @nMCd0ocdgcMXCZV

すげぇな会見にレイジークラフトいるよ
#ハイマン #ハイスクールマンザイ https://t.co/J9abgA93pL

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