「M-1グランプリ2023」の開催記者会見が本日6月27日に東京・ヨシモト∞ホールで開催され、今大会に出場する漫才師たちが意気込みを述べた。
今年は1回戦が8月1日(火)にスタート。決勝戦は12月にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送される予定だ。
ウエストランドは「M-1」優勝後に仕事が急増したことをアピールするが、河本は「優勝してからコンビの仕事は増えたんですが、また井口1人の稼働が増えてきている。今は適度にお休みをいただいています」「このあともオフ。ちょっと太ってきたので渋谷から阿佐ヶ谷まで歩いて帰ろうと思います」と報告。井口は優勝した瞬間を振り返って「とてつもない鉄球を引きずりながら優勝して、パッと横を見たら鉄球側が泣いてた」と語り、川島は「昨年は初めてピン芸人が優勝したのかもしれません」と述べた。
まずはロングコートダディ、ヨネダ2000、オズワルド、キュウ、ダイヤモンドが登壇。ロングコートダディ兎は「去年に比べて晴れやかな大会になりそう。ただの勘なんですけど、フレッシュというか、時代が1つ変わるような大会になるんじゃないか。いい大会になりそう。勘なんですけど」と特に根拠は言わずに予想する。また畠中は昨年からの変化として「衣装のサスペンダーをやめて、八重歯を抜きました。フェイシャルマッサージにも通ってます」とアピールし、伊藤は「日に日に相方が美しくなっているんです」と困惑していた。
昨年最下位だったダイヤモンドの小野は「吉本の社内では(決勝の出来で)順位が70位まで下がったという評価をいただいた。令和ロマンが繰り上がりで10位。僕らは実質、準々決勝敗退」と自虐気味に話す。また「最下位経験者のザ・パンチさんが会うたびに優しくしてくれるようになりました。あのお二人はラストイヤーで最下位になって、そこから1年間、ショックで記憶がないらしい。でも『僕らはあと10回出られます』と言ったら、冷たくなりました」と先輩とのエピソードを明かした。
続いて、ななまがり、ビスケットブラザーズ、ママタルト、シンクロニシティが入れ替わりでステージへ。川島はななまがりとママタルト檜原の3人が並んでいるのを見て「明治政府みたい」と表現する。そんな中、昨年までサラリーマンをしていたシンクロニシティ西野は「去年はこの会見を職場のお昼休みに動画で見ていた。1年後、まさか出る側になるとは」と感慨深げに語った。
ななまがり森下は「パラレルワールドの上戸彩」として会見に参加。「パラレルワールドでは『M-1』の決勝が行われている」と述べて“笑神籤”を引くと、t.A.T.u.がトップバッターに。さらに「パラレルワールドの『M-1』は40年目まで出場可能。ショウショウさんがラストくらい」「パラレルワールドには7000円札があり、レッド吉田が描かれている」という情報も明かした。
会見では、1回戦免除となるシード権が適用されるのが「前年大会の準決勝進出組」から「前年大会の準々決勝進出組」に変更となることが明らかに。また1回戦のネタ時間のルール「2分15秒で警告音、2分30秒で強制退場」が「2分5秒で警告音、2分15秒で強制退場」とシビアになることも発表された。さらに「ナイスアマチュア賞」「ベストアマチュア賞」に加えて、「キッズ漫才師」「地方漫才師」などを表彰する賞が新設されると告げられたが、地方漫才師とキッズが並べられていることについて、オズワルド伊藤は「地方漫才師に対する侮辱だろ!」「ぬまんづ(静岡県住みます芸人)が本気で狙い始めたらどうするんだ!」と吠えていた。
会見の最後、締めのコメントを任されたロングコートダディ兎は「M-1グランプリ2023……今年も誰が優勝するかわかりませんが、みんな一言一言にパワーを込めて、思いで戦え! 開幕ー!」と力強く宣言する。芸人たちが微妙な反応をする中、相方の堂前は「マジでこいつとならどこまでも行けますわ」とフォロー。川島は「堂前が燃えました! ロングコートダディ1歩リードといったところでしょうか! 今年も面白いです、M-1グランプリ!」とまとめていた。
なお会見後に行われた質疑応答の様子は後ほど掲載する。
※記事初出時より、写真を追加しました。
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